【話題】水田の中に東海地方で最大規模のモスク、イスラムと日本の文化融和図る 岐阜

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1水色の故意 ◆KIHA55jUA2 @キハ55φ ★
岐阜市北部の緑の水田に浮かぶように、丸いドームの白い建物が完成した。
東海地方で最大規模となる、イスラム教の礼拝所「モスク」だ。突然の異文化施設の出現に
周辺住民に戸惑いもあるなか、イスラム文化と日本文化の融和モデルとなれるか。(松田昌也)

建設には、集まった浄財など約1億3千万円が充てられた。延べ約330平方メートルの施設は
70人程度を収容できる礼拝所のほか、イスラム資料を収蔵する文化センターや学習室を備える。

建設した丸平建設(岐阜県大野町)は初めて受けた外国人からの仕事だった。建設所長の村木哲也さん
(45)はアラビア文字が書かれたタイルの上下がわからず、礼拝前に手足を洗う沐浴(もくよく)室を
シャワー室と勘違いしたこともあった。
「デザインの違いはあるが、話を聞いてみると日本とそんなに変わらない。
お互いの文化が理解できた」と村木さん。
27日に地元である開所式には、イスラム圏の在日大使館関係者やイスラム研究者に加え、周辺の
日本人住民も参加する予定だ。

地元の黒野自治会連合会の西垣安之会長(88)は「『モスクに遊びに来てください』と気軽に声を
かけられ、いまでは心配はほとんどしていない」と話す。
だが、日本社会に浸透しているキリスト教と違い、イスラム教への認知度合いはまだ薄い。
世界各国でオイルマネーによる投資活動に期待が集まるが、地域社会がイスラム文化を受け入れられるかは別問題だ。

約1400平方メートルの敷地が買いつけられた約1年前、住民たちは顔を合わせると、
戸惑いや不安を口にしたという。
建設の中心となった、パキスタン人の貿易商クレシ・アブドルワハブさん(50)が
「道で会えば話しかけてください」と説いて回った。 (続く)

朝日新聞 
http://www.asahi.com/national/update/0726/NGY200807260013.html
http://www.asahi.com/national/update/0726/NGY200807260013_01.html
完成したモスク。水田の緑に白い建物が映える=岐阜市古市場東町田、松田写
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