【文化】「重要文化財級だ」 鎌倉中期作?「源氏物語」写本を発見 未整理の本文多数
166 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 04:37:38 ID:FfkMc6u40
>>148 > でも、結局は翻刻されたものしか見られないんだろうなぁ
俺は研究するわけじゃないからそのほうがありがたい。かな草書はすらすら読み流せないよ。
でも、翻刻するまでに何年もかかりそう。生きてるうちに読めるかな。
167 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 04:49:01 ID:SXNzwktC0
すみません。
ウチのご先祖の当時の文学少女が勝手に書きかえたものです。
ほんとに、すみません。
反応しないで
\ 民度の高さを見せつけましょう /
__________ ( ) ))
////////// /\((⌒ )) ノ火
////////// /(⌒((⌒)) )), γノ)::)
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| | | 重文 | 从ノ.::;;火;; 从))゙ ヽ<`∀´>ノ ♪
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| | | | 从;;;;;::人 ;ノ;;;;;从人 く
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朝鮮通信使、金仁謙の著書『日東壮遊歌』
●1764年1月22日 大阪
100万軒はあると思われる家の全ては「瓦の屋根」だ。凄い。
大阪の富豪の家は「朝鮮の最大の豪邸」の10倍以上の広さで、
銅の屋根で、黄金の内装である。 この贅沢さは異常だ。
都市の大きさは約40kmもあり、その全てが繁栄している。信じられない。
中国の伝説に出てくる楽園とは、本当は大阪の事だった。
世界に、このように素晴らしい都市が他にあるとは思えない。
ソウルの繁華街の10000倍の発展だ。
北京を見た通訳が通信使にいるが、「北京の繁栄も大阪には負ける」
と言っている。
穢れた愚かな血を持つ、獣のような人間が中国の周の時代に、この土地にやってきた。
そして2000年の間、平和に繁栄し、一つの姓(つまり天皇家)を存続させている。
嘆かわしく、恨めしい。
●1764年1月28日 京都
街の繁栄では大阪には及ばない。
しかし倭王(天皇)が住む都であり、とても贅沢な都市だ。
山の姿は勇壮、川は平野を巡って流れ、肥沃な農地が無限に広がっている。
この豊かな楽園を倭人が所有しているのだ。
悔しい。 「帝」や「天皇」を自称し、子や孫にまで伝えられるのだ。
悔しい。 この犬のような倭人を全て掃討したい。
この土地を朝鮮の領土にして、朝鮮王の徳で礼節の国にしたい。
●1764年2月3日 名古屋
街の繁栄、美しさは大阪と同じだ。 凄い。
自然の美しさ、人口の多さ、土地の豊かさ、家屋の贅沢さ…この旅で最高だ。
中原(中国の中心地)にも無い風景だ。
朝鮮の都も立派だが、名古屋と比べると、とても寂しい。
人々の美しさも最高だ。
特に女性が美しい。 美しすぎる。 あれが人間だろうか?
「楊貴妃が最高の美人だ」と言われているが、名古屋の女性と比べれば、
美しさを失うだろう。
(帰路にて)
名古屋の美人が道を歩く我々を見ている。
我々の一員は、名古屋の美人を一人も見逃さないように、
頭を左右に必死に動かしている。
●1764年2月16日 江戸(東京)
左側には家が連なり、右側には海が広がっている。
山は全く見えず、肥沃な土地が無限に広がっている。
楼閣や屋敷の贅沢さ、、人々の賑わい、男女の華やかさ、城壁の美しさ、橋や船…。
全てが大阪や京都より三倍は優っている。
この素晴らしさを文章で表現する事は、私の才能では不可能だ。
女性の美しさと華やかさは名古屋と同じだ。
雲隠に本文が存在した!……ってことは流石に無いか
173 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 07:28:11 ID:lgKbr1xB0
源氏物語1000年期事業を催した京都府としては大歓迎のニュースだろうが、
そうタイミング良く行く訳がない。やらせじゃないのか?第一、源氏物語で町
起こしをやるほど、京都人は落ちぶれたのか?w
京都造形芸術大学名誉学長の芳賀徹なんかがこの事業の提案者なんだろうけど、
まったく、こいつや、こいつが東京から連れて来た馬鹿どもが関西をめちゃく
ちゃにするよ。
174 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 07:42:26 ID:WRDevrTaO
で、内海本は?
175 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 07:48:35 ID:HFHZ23/o0
「輝く日の宮」という巻が存在したって本当かな?
あと、「桜人」という巻が「乙女」と「梅枝」の巻の間にあったらしいが・・・・・
果たして真相やいかに
176 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 08:09:50 ID:s0SB7HgE0
頭中将の一発逆転はあるのか?
177 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 08:15:37 ID:EGvFkbdyO
本物はひとつでいい....
新説!?日本ミステリー
●源氏物語は男が書いていた!?天皇家乗っ取り計画
ちょうど今、瀬戸内寂聴さんの現代語訳の最終巻まで読み進んだところだけに
オレにとってはかなりタイムリーな話題だ。
サンタクロース反対ー!!
181 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 08:45:09 ID:dqr4D9dy0
こんなところにも、キモイネトウヨが湧いてるのかw
182 :
名無しさん@九周年:2008/07/22(火) 08:47:52 ID:AuPf9ovu0
>>1 >定家によって表現が洗練された『源氏物語』はいわば鎌倉時代の
>『源氏物語』で、描写がより客観的になっている。
へー、写本ってそういうものなのね。
定家ならではなのかな。
>>182 いい表現とか自分の解釈とかどんどん足しちゃうんじゃないかね
それでも骨格は式部がつくったんだろうけど
スターウォーズなんてルーカスが原案出してるわけでもない本がばんばん
スターウォーズとして出てるから
あんな感じで増えていってるんだろう
宇治十帖とか外伝とか、式部とは別人の同人作家製なんじゃないかな
近代以前の文学(言語表現による芸術作品)は
権力者や有力者の命令や意向で編纂された叙事詩や抒情詩、
あるいは民間伝承や宗教説話が文字化されたもの。
文字の読み書きができる人間自体が少なかったから
実質それを作るのも享受するのも特権階級だけで、一般の人間のものではなかった。
だから権力者に都合がいいように書かれていたりファンタジーの要素が入っていたりする。
神や超自然的な存在に導かれたとか、助けられたとか。
それは、一面では「その時代の真実の象徴的な表現」という側面をもっているから
嘘とかデタラメと断罪してまったく無価値であるとまでは言えないが、
やはり「リアリティ」とは一線を画す描写なことは間違いない。
「竹取物語」は物語としての完成度は高いが、光り輝く竹の中から生まれた姫とか
天(月の世界)から迎えが来て帰っていくとか、結局は一種のファンタジー。
「源氏物語」が凄いのは、1000年も前の時代にありながら
権力者の都合などおかまいなく、ファンタジックな要素は一切抜きでリアリティに徹した物語を書いた点。
登場人物、ひいては作者の哲学や人生観を描き出す文学=小説は、
個の確立が意識され始める近代になってからしか(欧州ですら)始まっていない。
もっとも紫式部が自分で自分のアイディンティティをはっきり意識しながら
「源氏物語」を書いたのかどうかはちょっとわからない。
権力に対する遠慮無しに物語を書くという作業自体、藤原道長という当代切っての
「権力者」の庇護のもとで行なわれたというパラドックス。
王朝文学の出現は、外戚政治のサロンにたまたま「個人が自由に書ける」環境が整ったところに
紫式部や清少納言のようなすぐれた書き手を得て生まれた、という「歴史の偶然」的な幸運があった。
その後政治の実権が武家に移っていく過程でサロンは霧散し、
文学は権力の監視を受け、リアリティから離れることも厭わない説話や伝記、戯曲へと「後退」してしまう。
源氏物語原本完成>ひぐらしのなく頃にコミケ頒布開始
「青表紙本」と「河内本」登場>ひぐらし体験版ダウンロード開始
・・・大ヒット
浄瑠璃版>CDドラマ版
能>TVアニメ化
歌舞伎>劇場版映画化
見たいな感じか?w
>>185 >その後政治の実権が武家に移っていく過程でサロンは霧散し、
>文学は権力の監視を受け、リアリティから離れることも厭わない説話や伝記、戯曲へと「後退」してしまう。
この辺の文学がまた隆盛を極めるのは江戸の町人文化まで待つことになるの?
てかけっきょく54なのか
中世だと文学より能狂言とかの方に行っちゃったのかな
上方文化の江戸への挑戦は見てると面白いね
お縄になってもしぶとく書くw
源氏物語は韓国起源
当時は源氏の二次創作みたいなのが相当あったらしい
時代がどうであれ腐女子することは変わらないようだ
>>185 中世の西洋じゃあるまいし
ラテン語のような異国語で書かれたものでもないのに
享受するものまで権力者と一般人という分け方で分けることが
果たして可能なのかな?
大衆文化と言う点でも近代よりも近世の方が自由であったような気がするけど。
関係ないが
竹取物語は万葉集の中に原型となるお話があったらしいね
>>191 カグヤヒメは古事記にも出てくるから元は相当古いんだろうね。
>>188 基本的に物語というと女の暇つぶし用だったから。
源氏物語はその中で男をも感心させるような別格の物語だった。
和漢音楽の教養に恵まれ、当時の教養人として第一の人と言ってもよい藤原公任も読んでいたくらい。
なるほどねえ
男の人は随筆とか日記とかに行っちゃったのかな?
いま腐女子って呼ばれてる人は平安以来の由緒正しい
趣味を楽しんでることになるんだろうかw
誰か本格的に腐女子の論文発表してくれないかな
二次作品を相当な数読まなきゃいけないからきついけど
>>182 果たして定家が内容を変えるような意図的な校訂をするのかってのははなはだ疑問。
定家の校訂って近代以降のそれとは比べ物にならないくらい学問的にレベルの高い校訂をしてる。
例えば、万葉集の古訓が平安朝と定家の時代とでは既に変わっていたんだけれど、
あえて平安朝の古訓を基に定家は本文校訂している。
だから、「定家によって表現が洗練された」ってのは少し言い過ぎだと思う。
>>184 一時期宇治十帖は他人作ってのが国文学界でも言われてたんだけれど、
使用語彙の傾向を分析した結果、第一部・第二部と同じ作者、即ち式部作というのが通説化してる。
何となく当たり前のように、紫式部の書いた文章がそのまま伝わっていたと思っていたんだが、
Wikipediaとかを見ると違うんだね。
当時は写本だから、、いろんな人が映していく過程で少しづつ変わっていって、
でも定家のように評価の高い写本があると。面白いね。
後は、源氏物語とは関係ないけど、引用だけで残っている逸文とか、意外と文章って
残らないモノなんだなあ。
印刷技術が導入され、大量に複製が作られるようになっても
失われてしまう物語は少なくない、というか、むしろ増えている
とてもひっそりと消え去るので、消えたことに誰も気が付かない
こういう話になると、「チョンが悔しがる」「チョンが」の大合唱になるけど、連中にも
古文書があるじゃないか。源氏物語など比べ物にならないほどの
そう、「ナコト写本」が
199 :
名無しさん@九周年:2008/07/23(水) 06:56:50 ID:VHiWlWTQ0
当時どういう姿勢や服装で、どんな机や明かりで書いていたのか、形而下に興味がある
十二単の袖なんて無茶苦茶重たそうだし、いくら左手で持ち上げても書いた跡を
雑巾みたいにこすっていきそうな気がするんだがw
あるいは、肘から先をにゅっと出して書いてたのかねえ
200 :
名無しさん@九周年:2008/07/23(水) 07:05:03 ID:/qZvhs6y0
>>198 あと、ネクロノミコンとかなw
韓国朝鮮人に放火されたりしないよう、安全な場所で、厳重に保管した方がいいのは、
確かだな。
更級日記って、源氏物語にどっぷりつかった人の話だよなぁ
ドリ厨(二次元の人物と自分とナニナニを妄想する奴ら)
らしき記述があって興味深い
しかも後半、そんな自分のことを後悔して
姪っ子に「こんな風にはなるな」って訓戒も残してる
>>199 筆とペンの持ち方は違うから大丈夫では・・・
ドラマか何かで巻き紙を左手に持ってさらさら書いてたっけ
203 :
山野野衾 ◆jBrGNc9rBQ :2008/07/23(水) 12:35:11 ID:hWJAAH330
>>192 >源氏物語はその中で男をも感心させるような別格の物語だった。
『三宝絵』などからして、『伊勢』や『大和』は男も教養とする文学であり、
『土佐の大臣』や『伊賀専女』などの今でいうファンタジー性の強い作品が
低俗と見られていたようですね。
菅原孝標女作とも言われる『夜半の寝覚』の欠失した部分にも、超自然的展
開があったらしい。
(現存する『更級日記』は全て藤原定家が書写した本の写本ですが、定家に
よれば当時はまだ菅原孝標女の自筆本が残されていたそうです。惜しい。)
腐女子文学と勘違いされている『源氏』は、実際には新作で発表当時から前
者として認められていた別格の存在でした。
>>201 >しかも後半、そんな自分のことを後悔して
案外知られていないで『更級日記』も腐女子日記と勘違いしている人がいま
すが、結局あれは修道生活に入ってからの回顧録ですからね。
少女時代に優美な女性たちに憧れていた少女は、浮舟の境遇に入った。
『源氏』の偉いところは、源氏やその子たちを苦悩させ、宇治十帖で終らせ
たところでしょうね。
204 :
名無しさん@九周年:2008/07/23(水) 12:42:47 ID:FcgplByK0
ところで、平日の昼間からおまえら何してんの?
仕事しないの?
親は泣いてるよ
>>196 『国書逸文』という本や逸文の研究会もありますが、泣けますよ。
残っていたらどれほど楽しめたかと。
中国で散逸して、日本にしか残らなかった医学や仏教や儒教の書籍もかなり
存在しています。日本で見つかったことが喜ばれたり。
>>202 >ドラマか何かで巻き紙を左手に持ってさらさら書いてたっけ
物語ではなく書簡を書く時の書き方でしょうが、『法然上人絵伝』などに描
かれている情景ですね。当時はこういう「高等技術」がよく見られた。
1000年後に俺が隠し持っている裏ビデオとかエロ本が一つでも世界に残っているだろうか
207 :
名無しさん@九周年:2008/07/24(木) 14:00:09 ID:VixebQOl0
>158
その甲斐あって、北宋八代皇帝徽宗の絵は日本にしか残っていない(「桃鳩図」)
他にも伝徽宗とされる絵は台北、北京の両故宮博物院やボストン美術館が所蔵しているが
確実に徽宗の真筆とされているのは桃鳩図だけ。
209 :
名無しさん@九周年:2008/07/24(木) 15:37:26 ID:aCLYRnhhO
>>193男が読んでたのは、「論語」とか「史記」とかの漢籍
210 :
名無しさん@九周年:2008/07/24(木) 16:46:23 ID:mp/LLT1M0
>>199 十二単は12枚着てたわけじゃないぞ。
夏は麻生地のスケスケの着物を2・3枚羽織ってただけ。
スケスケ着物だぞ。スケスケ!
明治までは貴賎・男女を問わず、上半身ハダカが一般的。
乳はいいが、足を出すのはみっともないという価値観。
シースルーのあるよね
シースルーと言っても
重ねると中は見えなくなる気が・・・
胸を出すのはチマチョゴリじゃないかなあ
お公家さんも上半身裸だったのか
214 :
名無しさん@九周年:2008/07/25(金) 19:19:48 ID:P+BPB9obO
ここのおじさん達は眼鏡かけて太ってたりハゲてたりするんだろうけど、
そういう人達と源氏物語に対する興奮が結び付くのって
考えてみれば不思議だよね
215 :
名無しさん@九周年:
おまいら、これを「国宝」級って言わないのは何故か知ってるか?
国宝は重要文化財の中で特に優れたものが指定される。
だから、法律上は国宝は重要文化財に含まれている。
これ豆知識な。