山梨日日新聞
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/07/19/5.html 中学女子トイレにカメラ 男性教諭が関与か
盗撮目的か 県警が侵入容疑で聴取へ
笛吹市内の中学校で昨年12月、教職員用女子トイレに
無線式小型カメラが設置されているのが見つかった問題で、
今年3月まで同校に勤務していた男性教諭がカメラ設置に関与した疑いがあることが18日、分かった。
笛吹署と県警生活安全部は同日までに、正当な理由がないのに女子トイレに入ったとして、
建造物侵入の疑いで男性教諭から事情を聴く方針を固めた。
盗撮目的とみられ、容疑が固まれば強制捜査に踏み切る見通し。
調べなどによると、小型カメラは昨年12月19日、トイレを利用しようとした女性教諭が発見。
カメラは補充用トイレットペーパーのしんの内部に仕掛けられ、
トイレ個室内のペーパーホルダーのすぐ上に設けられた棚上に置かれていた。
その後の同署の調べなどで、カメラに男性教諭の指紋が付着していたことが分かった。
小型カメラに録画機能は付いておらず、撮影した映像は無線で別の場所にある受信装置に送る仕組みだった。
小型カメラはインターネットを通じて販売されたとみられ、同署などは流通経路や購入した人物の特定を急ぐ。