>>909続き。
> デジタル機器に詳しい教諭は視聴覚担当として重用された。授業で児童にパソコンの使い方を教え、行事では撮影係。
> その技術を悪用、盗撮と画像整理に興奮を覚えた。発覚1カ月前にも授業で児童に水鉄砲を使わせ、
> 教室でぬれた服を着替えるよう指示。隠しカメラは隣室のビデオデッキに接続されていた。
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> だが、捜査は行き詰まる。教諭は既にパソコンから画像を消し、他人に提供した形跡もない。
> 現行法は自分で見るための単純所持は禁止されていない。単純製造罪は児童に性的なポーズを取らせた画像に限られ、
> 適用できない。結局、軽犯罪法違反容疑などで書類送検、1万円未満の科料処分で終わった。
> 捜査員は「法律の不備だ」と悔しそうに話す。
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> その後、教諭は懲戒免職となり教員免許を返納し、姿を消した。
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> 柏原市教委は児童に動揺が広がらぬようカウンセラーを派遣。教職員は校内を総点検し、
> 安心して登校するよう呼びかけた。ある母親は言う。「うちの娘が被害者でない保証はないんです。
> いつかネット上に出回り、本人が見つけてしまったらと思うと……」。誰が写されていたのかは、明らかにされていない。=つづく
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> 英訳 (引用注:MDNへのリンク
ttp://mdn.mainichi.jp/national/news/20080603p2a00m0na020000c.html)
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> 毎日新聞 2008年6月3日 東京朝刊
キャッシュは6月30日のものなので、英訳記事は今日出来たわけではなく以前から、
『消せない:児童ポルノと性犯罪』から、この記事だけをピックアップして英訳したようだ。