・先日、A子さん(30歳既婚)からこんな愚痴を聞いた。
「せっかくのゴールデンウィークだっていうのにうちの旦那、全然家にいなかった。しかも
仕事とかだったらともかく”モンハン合宿”だよ。なにそれってかんじ」
こうしてA子さんに憤られている”モンハン合宿”とは一体何なのかというと、通称”モンハン”と
呼ばれるゲーム「モンスターハンター」やり込む合宿のことだそう。このゲームは2004年に
第一弾が発売されて以来多くのシリーズを生み出しており、今年3月に発売された最新作
『モンスターハンターポータブル2nd G』は初日売り上げ67万本、累計200万本売れるという
超大ヒット。
しかしゲームに興味がない多くの女性からすると、なぜ家庭を犠牲にし合宿をしてまで
ゲームをするという多くの男性心理が理解できないのではないだろうか。確かにゲームには
作品により多かれ少なかれこういった”中毒性”が含んでいるものだが、「モンハン」は特に
それが強いといわれている。
まず代表的な要因としてはゲームとして終わりがなく、やろうと思えば1つの作品を何百時間でも
プレイできること。ちなみに同作品のファンでCMにも出演した次長課長の井上聡は800時間
やり込んだとゲームイベントで語っている。
さらにネットワーク上にいるユーザー同士が協力してプレイできる楽しみがあるのも大きな特徴。
それが仲間同士で一緒にプレイができる”合宿”や日常的に集まって活動する”部活”が誕生する
キッカケになっているのである。こりゃ、彼氏や旦那が一度ハマると大変なことになりそうな予感が
プンプンするのだが……。
実は我がライブドアにもモンハンをやり込む部活「モンハン部」が設立されており、その活動の
様子が「livedoorモンハン部 活動日記」で報告されている。で、そのブログを読んでみると、
合宿をしたり(とはいえ名前だけで実際は泊まらずに終わったらしいが)イベントに参加したり、
ゲーム機片手に皆でランチしたりというかなりマニアックな日常が綴られていた。かなり大きな
お世話だが、こんなにやり込んで彼らの家庭や恋愛は脅かされてはしないのだろうか?
(
>>2-10につづく)
http://news.livedoor.com/article/detail/3685694/