【自動車】マニュアル(MT)車しかありません…日産のクリーンディーゼルにディーラーはガッカリ★3
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出世ウホφ ★:
それにしても、なぜMT車だけなのか。ある日産関係者によると、「AT車の技術は
確立されているが、低コスト化の面で課題が残っていた」という。つまり、
現時点では十分に納得できるAT車が完成できなかった、ということか。
そもそもクリーンディーゼルエンジンの開発は、ホンダが先行していた。
それだけに、業界内から「単に“国内初”の称号が欲しかっただけではないか」
等の揶揄する声が上がるのも無理はない。
もっとも、日産はMT車のみにした理由は別にあると強調する。薄葉洋常務は
「(当初、AT車の発売を見送ったことについて)社内でも議論を尽くし、正直言って悩んだ。
それでも、投入する以上はディーゼルの良さを顧客に実感してもらいたい。
今後の普及を考える上で、あえてMTに決めた」という。
日産によると、日本のドライバーは欧州に比べ、発進時の加速が高い
走行パターンを好むという。このため、「ATでは、ターボラグのようなまどろっこしさが残るが、
MTならスムーズな加速が可能で、ディーゼル本来の
パワフルな走り良さが実感できる」(薄葉常務)と言うわけだ。
これを苦しい“言い訳”と見るか、日産一流の“こだわり”と見るか。いずれにせよ、
2009年以降には、ホンダや三菱自動車もクリーンディーゼル車を発売の予定であり、
少なくとも2010〜2012年には、その成否は明らかになるだろう。(終)