【岩手・宮城内陸地震】栗原市職員装い被災地スーパーで詐欺未遂
2008.6.23 22:50
岩手・宮城内陸地震の被災地、宮城県栗原市のスーパーで、市職員を装った男が
架空の地震の支援制度を口実に、金をだまし取ろうとした事件があったことが23日、
分かった。宮城県警築館署は、被災地を狙った悪質な犯行として、詐欺未遂容疑で
捜査している。
築館署によると、22日午後10時すぎ、栗原市中心部のスーパーに、市職員の
名札を付けた40歳ぐらいの作業服姿の男が訪れて1万5000円のレシートを示し
「地震に伴い(市が費用を負担する)支援制度ができたが、制度を知らない職員が
払ったので、払い戻しをしてほしい」などと話して返金を受けようとした。店員が
「責任者がいない」と答えると立ち去ったという。
付近では、同様の事案はないが、築館署は被災地の商店にチラシなどで注意を
呼びかける。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080623/crm0806232251031-n1.htm