【岩手・宮城地震】地デジ2秒遅れ、緊急地震速報間に合わず・・気象庁「2秒の差は大きい、アナログ廃止は残念」★2

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1ぶつわよ!φ ★
岩手・宮城内陸地震の発生時、震源に近い宮城県栗原市中心部で、
アナログ放送なら強い揺れの直前かほぼ同時に伝わったはずの
テレビによる緊急地震速報が、地上デジタル放送(地デジ)だと間に合わなかった可能性があることが分かった。
システム上、地デジが約2秒遅れるのが原因。
アナログ放送は11年終了し、地デジへ全面移行するため、
速報を出す気象庁は「2秒の差は大きい」と思わぬデメリットに困惑している。

地震の検知は14日午前8時43分51秒で気象庁が各放送局へ速報データを送ったのは4秒後。
データ受信とほぼ同時に警報音と字幕を放送する仕組みのNHKの場合、
アナログ放送は同56秒に流れ、地デジは同58秒と2秒の時間差があった。

地デジは、映像と音声情報を圧縮し電波に乗せる。
受像器(テレビ)内で復元処理に約2秒かかるため、地デジは地域に関係なくアナログより映像と音声が遅れる。
速報も同じだ。
気象庁によると、震度6弱の栗原市中心部では、強く揺れ始めたのは43分56〜57秒。
計算上、アナログ視聴者は大きく揺れ出す直前か、ほぼ同時に速報に気づく可能性があるが、
地デジ視聴者は間に合わない。

速報は昨年10月の開始以来3度目だが、
「数秒前では何もできない」との声がある一方、「とっさに火を消した」などの評価する声もある。
近くに住む両親が地デジ視聴者という同市の主婦(41)は
「遅れは知らなかった。被害が軽くなるなら、速報は早いほうがいい」と話す。

気象庁の速報担当者は速報の限界を認めた上で
「強い揺れが伝わる速さは1秒に4キロ。2秒遅れれば間に合わない範囲が広がる。
アナログ廃止は残念」。
これに対し、地デジ移行を進める総務省放送技術課は
「時間差はデジタル技術の宿命。速報はラジオや自治体の防災無線でも流している。
他のメディアも活用してほしい」と苦しい説明。
NHK広報部は「技術開発で時間差短縮も期待できる」としている。
http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/mainichi-2008062200m084/1.htm
前スレ:http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1214072492/