【社会】別の牛や格下の肉を混ぜたものを「飛騨牛」として販売…食肉卸「丸明」に立入調査予定 - 岐阜

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岐阜県養老町の食肉卸売会社「丸明(まるあき)」(吉田明一社長)が、
愛知県産の牛肉をブランド和牛の「飛騨牛」として販売したり、
格下の肉を混ぜたりしていた疑いのあることが21日、わかった。
農林水産省と県は週明けにも、日本農林規格(JAS)法違反などの疑いで、
同社を立ち入り調査する。
県によると、同社が飛騨牛として販売した商品について、個体識別番号などから、
愛知県産の可能性が出ているという。また、複数の従業員によると、
5年以上前から、飛騨牛と表示できない格下の肉を混ぜたうえ、
「飛騨牛」のラベルを張って販売していたという。同社精肉店の
男性店長(33)は「見た目を良くするために、飛騨牛のバラ肉に
格下の肉を混ぜろと、社長から言われた」と、社長の指示で
偽装していたことを認めた。
吉田社長は21日の記者会見で、「偽装はしていない。
(自分の知らないところで)ラベルの添付ミスがあったかもしれない」と
説明した。吉田社長は、岐阜県食肉事業協同組合連合会の理事を務めている。

*+*+ YOMIURI ONLINE 2008/06/21[21:27] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080621-OYT1T00626.htm