味の素、「又は」使用の産地表示の廃止を発表
6月19日10時47分配信 読売新聞
味の素(本社・東京)が販売する冷凍ギョーザの原材料に、「キャベツ(国産又(また)は
中国)」などと、原産地を誤解しかねない表示がされていた問題で、同社は18日、7月
の製造分から、一括表示欄での産地表示をやめると発表した。
「又は」を使った産地表示は、原材料の調達先が頻繁に切り替わる時に行われていた。
このうち、「たまねぎ(中国又は国産又はアメリカ又はオーストラリア)」など、
イメージの良い「国産」を含む表示に対し、農水省が「国産の原材料が使われない場合、
消費者に誤った認識を与える可能性がある」と指摘していた。
同社は、原材料の調達先が切り替わり、特定の産地表示が困難な場合は、ホームページや
お客様相談室で対応する。パッケージ上では、安全基準を満たした「指定農場」などの
所在国を、一括表示欄の外に材料ごとに表示する。
最終更新:6月19日10時47分
読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080619-00000010-yom-soci