★北京で“官製反日デモ” 東シナ海合意のガス抜き?
・尖閣諸島(中国名・釣魚島)付近で発生した海上保安庁巡視船と台湾遊漁船の
接触事故に絡み、中国人活動家ら約20人が18日、北京市の日本大使館前で
抗議活動を行った。活動家らは約1時間にわたって、中国国旗を振りながら
「台湾同胞を応援する」「日本人は釣魚島から出ていけ」などと叫び続けた。
「中国民間保釣聯合会」と名乗る活動家らは、日中間で合意したと伝えられている
東シナ海ガス田の共同開発にも不満を示し、「日本が卑怯(ひきよう)な手を使って
中国と東海(東シナ海の中国名)問題で合意した。われわれは中間線を絶対に
認められない」などと訴えた。
現場付近の道路は一部通行止めとなり、100人を超える警察官による厳重な
警備体制が敷かれた。一般市民の現場への接近も制限され、1人の中国人の
若者が警戒線を超えてデモに参加しようとしたが、すぐに複数の私服警察官に、
「あんたはダメ、彼らと違うだから」と制止された。
抗議活動終了後、リーダー格の男性は報道陣の「デモは公安局の許可を得たのか」
との問いに対し、「見れば分かるでしょう」と語り、自転車で走り去った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000982-san-int