大阪府の橋下徹知事は17日、同府和泉市の陸上自衛隊信太山駐屯地を視察、「自分
を律することが公務員に必要」と感想を述べ、40歳代の職員を対象に自衛隊の体験入隊
を検討することを明らかにした。
橋下知事はこの日、戦闘訓練や銃剣道訓練、市街地戦闘訓練などを見学。記者会見で、
「新人ではなく、40歳代くらいの職員を対象に自衛隊での研修を検討したい」とし、
「府庁の事務職にどっぷり慣れ親しんだ職員に、あいさつ、姿勢から学んでほしい。
僕も含めて」と述べた。実現できるかどうかは分からないとしながらも、同日午後に開
かれる部長会議で提案したいという意向を示した。
同駐屯地では企業などを対象に2泊3日の生活体験を実施。体験には食費のみで参加
でき、号令に従って気をつけや敬礼の動作をしたり、10キロ行進したりする。今年4月
以降、府内や和歌山県の4社から約80人の体験入隊を受け入れた。また、今月24日
からは、和歌山県岩出市の職員7人も、生活体験を予定している。
■ソース(産経新聞)(6.17 12:50)
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/080617/lcl0806171251000-n1.htm