ガソリンや食料品など生活必需品の相次ぐ値上げに反して、
犬猫の混合ワクチンについては毎年金額が減少している。
同社では、定期的なワクチン接種の必要性が飼い主に周知され、
ワクチンが広く普及したことにより価格が低下したことが原因ではないかと見ている。
犬、猫別に見ると、犬は7,710円(昨年7,759円)と微減、猫は5,817円(昨年6,071円)と5%近く低下している。
犬の接種価格が猫より高額になるのは、猫の混合ワクチンが3〜5種に対して
犬の混合ワクチンは5〜9種と種数が多く、接種単価が高いことがあげられるという。
また、予防医療費の平均は犬は年間27,182円に対し猫は7,266円。
ここでも犬は猫に比べて大きな差がついている。
犬の場合、ワクチン接種以外に狂犬病予防接種、フィラリア予防が加わる面もあるが、
飼い主の4〜5%が超音波検査やCT、MRIなどを受けさせており、
諸物価値上がりの中でも、高度な健康診断をいとわない愛犬家の姿がうかがえる。
ソース
http://journal.mycom.co.jp/news/2008/06/12/033/index.html