【事件】無残…山桜の皮はぎ取られる。香川県内のキャンプ場[5/30]

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1たんぽぽ乗せ名人φ ★
香川県木田郡三木町小蓑の虹[こう]の滝[たき]キャンプ場で、
ヤマザクラ7本の樹皮が何者かにはぎ取られていたことが29日、分かった。
樹皮をはぎ取る際に幹が傷付き今後枯死するとみられ、7本とも切らなければならない状態。
キャンプ場を管理する町産業振興課は、器物損壊の可能性があるとみて高松東署に被害届を出す方針。

町によると、27日正午ごろ、キャンプ場を散歩していた近くの男性が発見し、町などに通報した。
キャンプ場の管理人が23日朝に見回った時は被害がなかったが、
場内で電設工事を行う業者が訪れた26日午前11時ごろは、すでにはぎ取られていたらしい。
業者は病害虫防除などの作業だと思い、特に気に留めなかったという。

ヤマザクラはいずれも高さ15メートルほどで樹齢は50年以上。
電動ノコギリのようなもので周囲に切り込みが入っており、
大きいものは根から高さ四メートルほどにわたって樹皮がはぎ取られている。
切り込みが深いため七本とも枯れてしまうといい、同課は「倒れて被害が出る前に、すべて切らざるを得ない。
自然を楽しむ場所で自然破壊する行為で、本当に許せない」と憤っている。

ヤマザクラの樹皮(桜皮)は、独特の光沢や奥深い色合いを持ち、伝統工芸品「樺[かば]細工」として
茶筒や小箱などの製作に使用される。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20080530000135