「キミの財産をよこせよ」。政権交代を旗印にして次期衆院選に向けた対策を急いでいる
民主党だが、選挙資金の金策に頭を悩ます小沢一郎代表が最近、冗談めかして
鳩山由紀夫幹事長に私財提供を求める1幕があった。
鳩山氏は政界でも有数の資産家だが、すかさず「代表も(東京都港区内などに複数保有する
マンションなどの)建物を売ればいいじゃないですか」と反論。
小沢氏は「売ってもそんなにカネにならないよ」と弁解したという。
民主党は党予算のほとんどが政党交付金頼みで、小泉純一郎元首相が郵政民営化の
是非を問うために打って出た平成17年の衆院選で議席を減らして以来、
交付金が大きく減っている。
7月14日には、約2億5000万円の売り上げを目標に、政治資金パーティーを開くが、
それでも「とても足りない状況」(党幹部)。このため、党内からはいざというときには
「幹部の自宅を抵当にいれて借金するしかない」との声もあがっている。
産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080529/stt0805290026000-n1.htm