【国際】国連監視団 グルジアの無人偵察機を撃墜したのはロシア戦闘機と発表

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ロシア軍戦闘機が4月20日にグルジアの無人偵察機を撃墜したとされる事件で、グルジアでアブハジア
(Abkhazia)紛争の停戦監視にあたっている国連グルジア監視団(UNOMIG)は26日、撃墜したのは
ロシア軍戦闘機だったとする報告書を公表した。ロシア軍機が領空侵犯したと主張するグルジア政府の
主張を支持する形となった。

UNOMIGのウェブサイトに掲載された報告書によると、UNOMIGは収集した証拠から「航空機はロシア空軍に
所属する」とし、撃墜は暫定停戦の合意に「基本的に反する」とまとめた。

一方、ロシア国防省はこの報告書を否定。Alexander Drobyshevsky報道官はAFPに対し、「わが軍の
航空機はいかなる国の領空も侵犯しておらず、したがって撃墜も不可能」との見解を述べた。

グルジア軍とグルジアからの分離独立を主張しロシアが支援するアブハジア共和国の反政府勢力との武力
衝突は、1993年に暫定停戦に合意したが、無人偵察機の撃墜はそれ以降にこの地域で起きた最も深刻な
事件となった。

グルジアのミハイル・サーカシビリ(Mikheil Saakashvili)大統領はテレビ演説で、UNOMIGの報告書は、
ロシア軍が国家主権を侵害したとするグルジア政府の主張の正当性を立証したと表明した。

http://www.afpbb.com/article/politics/2396735/2969776

http://newsimg.bbc.co.uk/media/images/44588000/jpg/_44588378_plane_still_226_170.jpg
http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/7420130.stm 動画あり