中国環境保護省の呉暁青次官は23日の記者会見で、
四川大地震で被害を受けた建物の中に放射性物質50個があるのを確認し、
35個は回収したものの、15個は回収できていないことを明らかにした。
また、工場の倒壊で液化アンモニアや硫酸が漏れたり、黄リンが燃えたりする事故が4件あったが、
「水質や大気への影響はない」と強調した。
一方、政府は、四川大地震の死者が同日正午までに5万5740人、
行方不明者は2万4960人、負傷者は29万2481人になったと発表した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008052300953