インドネシアから介護士 参院で承認、7月にも受け入れ
インドネシアから介護士と看護師を受け入れることなどを盛り込んだ経済連携協定(EPA)が16日、
参院本会議で自民、公明、民主などの賛成多数で承認された。
発効に必要な国会承認が得られたため、政府は近く具体的な手続きに入り
7月にも受け入れを開始したい考えで、インドネシア政府と最終調整を続けている。
協定は昨年8月に両国が署名。大筋では合意していたが、
最近になって看護師の待遇などをめぐりインドネシア側が不満を示しているという。
日本側はジャカルタで折衝を続け、16日中にも合意にこぎつけたい意向。
日本はこれまで原則として外国人労働者の受け入れを技術者や研究者など専門、技術分野に限定していた。
協定による受け入れ枠は2年間で介護士が600人、看護師が400人。
1年目はそれぞれ半分の300人と200人を想定している
中日新聞 2008年5月16日 夕刊
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008051602011839.html