「着けてね」発言、文書訓告処分
県立高校の男性教諭(39)が昨年3月14日、バレンタインデーのチョコレートの
返礼として、顧問を務める運動部の女子部員2人(ともに当時2年)に下着を贈ったうえ
「ちゃんと着けてね」と発言し、県教委が「常識を外れている」と文書訓告処分にしていた
ことがわかった。処分は今年3月20日付。
県教委高等学校課によると、教諭は放課後に職員室で2人に下着を贈った。
母親の1人が12月、学校での懇談で担任に訴えて発覚。教諭は県教委の聞き取りに
事実を認めた。
教諭は「相手が生徒と言わずに同僚に返礼内容を相談したところ『下着がいいのでは』と
アドバイスされ、まずいとは思いながらも贈った」と説明。「思慮が足りず、生徒に申し訳ない」と
反省しているという。
県教委は「懲戒処分ではない」として事実を公表していなかった。山口和彦課長は「わいせつな
意図はなかったと判断したが、生徒に不愉快な思いをさせる行為で、発言も不適切だ」と
話している。
(2008年5月8日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20080507-OYT8T00594.htm