【北京五輪】「中国バッシングひどすぎ」「移民の暴動を政府が鎮圧するヨーロッパが、なぜ一方的に中国を批判するの?」…在日中国人

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939いま我々が豊かに生きている陰で

「もはや戦後ではない」

この言葉は東京オリンピックの頃に言われた

日本の敗戦も、東南アジアの独立も、もはや過去形で語られるようになって久しい

だが、いまこの北京オリンピックを前にして
まだ、戦争の傷跡を引きずり続ける人々が居る

そしてその人々から国を奪い、象徴を奪い、生活を奪い、命を奪うのは
何もそこを占領する中国共産党だけが理由ではない


彼らを受難の道に引きずり落としておきながら
その恩に報いることも、手を差し伸べることも忘れて
ただ自らの繁栄だけを望み、そこで終わってきた日本もまた理由を担っている


永劫の謝罪を続けろというのではない
素晴らしいことをしろといっているのでもない
過激なことをしろといっているのでもない

ただ、何より弱かったチベットが列強に抗ってまで日本の味方をしてくれた

そのかつての恩を返すために
一人一人が弱いながらも、彼らに手を差し伸べることができるチャンスは
まだ、チベット人が全てを絶望せずにいられるその時は

今、この瞬間しか残されていないかもしれない