【社会】「肩身が狭い上、タスポで管理されるなんてこりごり」→禁煙ブーム到来の予感…九州・山口でもタスポ低迷、普及率14%

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1試されるだいちっちφ ★:2008/04/25(金) 00:01:55 ID:???0
★低調タスポ 禁煙の味方!? 治療受診増加の兆し 九州・山口普及率14%

 たばこ自動販売機の成年識別ICカード「taspo(タスポ)」の普及率が5月の本格始動を
前に低迷している。日本たばこ協会によると、推定喫煙人口に対する全国の普及率は
わずか8%(13日現在)で、九州・山口各県でも軒並み伸び悩んでいる。導入まで秒読み
段階を迎えて業界はPRに懸命だが、禁煙治療に当たる医師らはこれを機に禁煙ブームの
到来を期待。互いに予期しないところで“火花”を散らしている。

 タスポは、未成年者のたばこ購入阻止を目的に、同協会などが運営。3月に鹿児島、
宮崎両県で先行導入され、他の九州5県と山口県は5月1日に一斉スタートする。
 ところが、九州・山口の喫煙者300万人の動きは鈍く、13日現在の普及率は14.4%の
43万5000人。2カ月先行した宮崎、鹿児島両県も約3割にとどまっている。
 協会によると、低迷の背景にあるのは「手続きが面倒」「自販機でなくてもコンビニで買える」
といった意見が多い。
 個人情報の保護も懸念され、申し込みには名前や生年月日、住所、電話番号のほか
顔写真も必要だが、協会には「紛失したら悪用されそう」といった声も寄せられているという。
(中略>>2以降に)

 一方で「街に吸える場所が減って肩身が狭かった上、タスポで管理されるなんてこりごり」と、
これを機に禁煙を誓う人もおり、福岡市健康づくりセンターで禁煙治療をしている酒井由美子
医師は「禁煙志願者の増加につながるかも」と期待。
 同センターによると、禁煙治療の受診者数は前年度の1カ月平均が7人だったのに対し、
4月は2週間で7人を数え、その予感はあるという。
 酒井医師はチャンスとみて「禁煙するならタスポは絶対に作っちゃだめ」と呼び掛けている。

=2008/04/24付 西日本新聞夕刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/18355