【医療】「相手は若い健康な女性、私はズボンともも引き姿」…マッサージ、無資格店舗が横行、視覚障害者の職場奪う

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2窓際政策秘書改め窓際被告φ ★
>>1より)

 ◇「足裏」など増加で就業者は減少傾向
 厚労省によると、視覚障害者の推計就業者数は年々減少し、91年の9万6000人が06年には
6万6000人と過去最低になった。約6割はマッサージなどで生計を立てており、減少の原因が、
ここ数年街角で見かける「クイック」「足裏」などの資格のない店の増加とされる。

 厚労省医事課によると、マッサージを施すには「マッサージ師」の国家資格が必要だが、
「クイック」や「足裏」などの看板を掲げている場合は、無資格で営業しても「判例上、
健康を害するものでない限り、摘発はできない」という。

 もちろん、資格を持つ店や、障害がなくてもマッサージ資格を取得する人も多い。
現在、有資格者の4人に3人が健常者だ。

 視覚障害者の仕事が圧迫される事態に、厚労省は昨年4月、視覚障害者雇用を支援するよう求める
通達を全国のハローワークに向けて初めて出した。日本盲人会連合の笹川会長は「視覚障害者の働く
場は少なく、マッサージなどで生計を立てられないと行き場がなくなる」と話している。

(了)