【経済】ＪＴが金沢工場を閉鎖へ　健康意識の高まりで、たばこの売り上げ減少

ＪＴが金沢工場を閉鎖へ

　日本たばこ産業（ＪＴ）は１０日、金沢工場（金沢市）での生産を２００９年３月末に打ち切り、
閉鎖すると発表した。健康意識の高まりで、たばこの売り上げが減っているため、工場の数を減らす。

　工場の跡地は売却する予定。従業員１１２人（０７年末現在）については、ほかの工場への
配置転換や希望退職の募集などを検討する。金沢工場の廃止で、ＪＴの国内工場は９カ所となる。

　ＪＴによると、喫煙率は低下傾向にあり、国内の総需要は年率４―５％の減少が続いている。

　金沢工場は１９７２年に操業を始め、現在は「キャビン」「マイルドセブン」などを作っている。

スポニチ[ 2008年04月10日 18:33 ]
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