【和歌山】 世界最大のダンゴムシ！成長すると体長が４５センチ　「エビとカニの水族館」で展示

世界最大のダンゴムシ！――。成長すると体長が４５センチになるという
「ダイオウグソクムシ」２匹が、すさみ町立「エビとカニの水族館」で展示
されている＝写真。全身が鎧（よろい）を付けたような硬い皮で覆われて
いることから、「（鎧兜（かぶと）の）具足＝グソクムシ」と呼ばれる。
武者人形を飾る５月５日の端午の節句にちなんだ企画という。

　公開されているダイオウグソクムシはいずれも体長２４センチ。腹部に
あるヒレで時々体をくねらせ泳いでいる。大きなヒゲがあり、約３５００個の
目が集まった複眼はサングラスをかけたようで愛敬たっぷり。

　危険を察したとき、身を守るために丸くなるが、ダンゴムシのように
完全には丸くなれず、「せいぜいコの字に曲げるのが精いっぱいのよう
です」（同水族館）。

　２匹はアメリカ東海岸の水深約８００メートルの深海で採取された。
肉食性で、死んで沈んだ魚やクジラなどを食べる。また、８週間の絶食にも
耐えることができるという。

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