日本放送協会(NHK)は1日、検討を続けてきた放送受信規約の一部変更について、
3月31日に総理大臣の認可を受けたと発表。
10月1日から訪問集金の廃止、家族割引の拡大、事業所割引の導入などを施行する。
各割引の申し込み方法など具体的な手続きについては同社Webサイト上で今後告知していくという。
NHKによれば、2007年9月末時点での訪問集金の利用割合は15%で、
口座振替の73%と比べると低い。
また、留守などで何度も訪問することにより人員と経費がかさむことから、廃止を検討。
委託契約収納員約2,400人分の余剰を見込み、年間約70億円の営業経費削減を試算している。
今回の訪問集金廃止に伴い、今後は「口座振替」、
「クレジットカード継続払」、金融機関やコンビニなどからの
「継続振込」が受信料の支払い方法となる。
ただし、重度の障害で継続振込による支払いが困難な人に対しては訪問集金を継続するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080402-00000026-imp-sci