本田技研工業は28日、オートバイメーカー創業の地、浜松市内での二輪車生産60年の歴史を閉じる。
浜松製作所が今後、四輪車用オートマチックトランスミッションの生産体制を強化するのに伴い、二輪車生産機能を熊本県に移すためだ。
市民からはものづくりの1つの象徴が消えるのを惜しむ声が上がっている。同社は1948年、同市中区山下町で生産を開始、
1954年に同区葵東の現在地に移転した。
60年間で生産した二輪車は1452万台以上に上る。
28日には最終完成車の出荷を見届け、熊本製作所(熊本県)への引き継ぎ式を非公開で行う。
4月初旬までに従業員約3300人のうち約150人が熊本に移る。
40年以上、同社製バイクを販売している「阿部モータース」の阿部社長は
「発祥の地浜松でホンダを売っていることにプライドを持っていた。
ホンダバイクの発祥の地という証しがなくなってしまうような気がする」と話す。
ホンダ創業者「本田宗一郎氏」の顕彰会会長大橋武司さん(68)は
「熊本に移るのは残念だが、今までと同じように功績を子供たちに伝えていきたい」と受け止める。
二輪部品製造が浜松市のものづくり力を向上させたと評価する
浜松商工会議所の御室健一郎会頭は「浜松がホンダのオートバイ発祥の地であることは不変の歴史。
浜松製作所は今後、新産業創出などをリードしてほしい」と期待している。
ソース
http://www.shizushin.com/local_politics/20080326000000000017.htm やや関連
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