★県警、不手際認める 捜査態勢に疑問の抗議多数
・茨城県土浦市の8人殺傷事件で、現場のJR荒川沖駅で警戒にあたっていた県警の警察官が、
同駅改札を通過する金川真大容疑者(24)を見逃していたことが24日、分かった。現場に
配置された警察官8人は無線を持たず、発生がすぐに伝わらなかったことも判明。
県警は「結果的に犯人を見逃した」と不手際を認めた。警察庁は同日、茨城県警に事件の
徹底検証を指示した。
金川容疑者は事件直前、下り列車を同駅で降り、そのまま改札を通過。県警は24日の
記者会見で、変装した金川容疑者が「乗客の中にいるのを見逃した」と説明。JRに警官の
配置を伝えなかったことも明らかにし、「秘匿捜査のため必要だった」と釈明した。
事件当時は、土浦署の地域課と生活安全課の8人で警戒。凶悪事件を担当する刑事課の
捜査員はいなかった。切りつけられた巡査(29)は近くの同僚に事件発生を伝えたが、
金川容疑者はさらに6人を襲い逃走。無線がなく、他の警官に状況が伝わらなかった。
県警は不手際について「容疑者の確保を目的とする秘密の捜査だった」と釈明したが、
24日夕までに、県警には電話やメールなど計130件の問い合わせが殺到。「8人も警官が
いたのになぜ捕まえられなかったのか」「考えて警戒にあたってほしかった」など、抗議が
大多数という。駅で待ち合わせをしていて切り付けられた岡田好充さん(50)は「二次被害を
防げなかったのは警察の落ち度ではないか」と語った。
警察庁幹部は「犯人の発見、検挙を最優先にしたとはいえ、被害の広がりへの想像力が
欠如している」と指摘。県警に捜査態勢や捜査員の配置・装備などの検証を求めている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080324/crm0803242117029-n1.htm ★金川容疑者、張り込み警官の目前を素通り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080324-00000035-yom-soci ※前:
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1206383826/