【脱税】時効阻止へ21回起訴 逃走の男が出頭、逮捕【福岡】
時効阻止へ21回起訴…脱税で逃走の男が出頭、逮捕
法人税約1億9000万円を脱税したとして、東京地検特捜部は24日、
法人税法違反容疑で、家電販売会社「プロポスタ」(福岡市、旧ラップ)
元会長、山下大作容疑者(48)を逮捕した。
山下容疑者は出頭を求められてから約4年4カ月にわたり
逃亡を続けていたが、同日、福岡地検に出頭してきたという。
調べによると、山下容疑者は同社幹部ら2人と共謀し、架空の支払手数料を
計上するなどの手口で、関連の家電輸入会社「テムジン」(同市)の平成12年5月期の
所得約6億3700万円を隠し、法人税約1億9100万円を脱税した疑い。
同社幹部らは同罪で起訴され、すでに実刑が確定。
法人としての2社も罰金刑を受けている。
山下容疑者は15年10月に逃亡し、指名手配されていた。
特捜部は時効成立を防ぐ目的で、同年11月から所在不明のまま
起訴を繰り返す異例の措置をとっていた。起訴状は2カ月以内に
送達されないと無効になるためで、今年1月25日には、
平成13年までの4年間で2社の法人税計約7億9000万円を
脱税していたとして、21回目の起訴をしていた。
※元記事:
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080324/crm0803242335033-n1.htm 産経新聞 平成20年03月24日
2 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 00:53:52 ID:Fwk1R9F90
大作乙
3 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 00:57:50 ID:/BGx/RNX0
税金マジメに払うほうがおかしいだろ。
役人の飲み食いや豪遊に使われてるのにさ。
文句もいわず、税金を言われるまま払うからだ。
時効阻止なんて出来るのか・・・。
こんな事出来るなら時効の意味がなくなるな。
5 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:02:00 ID:blh8nV3L0
人命より思い税金。
6 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:03:11 ID:facC58mV0
他の凶悪犯もやればいいのに
7 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:09:44 ID:fTg4fTjDO
特捜部のマメさが勝ったな
だけじゃないテムジン
9 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:11:28 ID:gzOKOH9O0
指名手配犯なんか端から書類上起訴しちまえば永遠に時効にならないのか?
アプライドの前のテムジン?
11 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:13:26 ID:Xnj/kM+W0
中小同族オーナーは正直に申告して正しく納税しなさい。
12 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 01:14:06 ID:M9o6A6aW0
もし大作が出頭しなかったら、この担当はタダでは済まなかっただろうに。
度胸があるというか、異常粘着系というか、ネラーだったらゾッとするわ。
法律知らないから間違ってたらスマンが、
>起訴状は2カ月以内に送達されないと無効になるためで、
ここの部分の回避策であって、一般的に知られてる「時効」とは違うんじゃね?
だって、いわゆる「時効」を回避できるんだったら、3億円もグリコ・森永も時効成立
させなかっただろうし。
時効なんて無くしとけ
15 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 02:25:15 ID:HLjGhKkd0
>>9 脱税は物証も被疑者の特定も簡単だからな。
>>13 グリコ森永も三億円も被疑者は誰なんだよ?
16 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 02:26:16 ID:Gs/kj6Gn0
>>14 40年前の○月○日にあなたは、人を殺しましたね?
といきなり警察に言われて、あなたはその瞬間のアリバイを証明できますか?
17 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 02:33:52 ID:597XGx/U0
>>16 そう、それがあるから
三浦さんの逮捕も問題なんだよね。
18 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 02:35:42 ID:B1mN7rpK0
>>16 くだらんたらればだな、「起訴」に時効作っとけばいいだけだろ。
19 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 02:42:20 ID:7BKEQMxl0
20 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 03:02:06 ID:j6QVo/NC0
公訴時効成立の基準になるのは、犯行終了時点〜起訴の期間。
起訴されると、当該被告人に関しては時効の進行が一時停止する。
法人税法の場合、通常の時効期間は5年なので、脱税から5年以内に起訴さえすれば良い。
ただし、起訴状は被告人の所へ届けられないと2ヶ月で効力が消滅する。
起訴状の効力が消滅すると、起訴も最初から無かったことになり、
時効も一時停止しなかったことになってしまう。
>>9 理屈の上ではそういうことになる。
ただし、起訴するには被告人が特定できてて容疑も固まってないとならないが、
普通の事件では、犯人を捕まえて取調べしてからでないと、まず証拠不足で無理。
今回は脱税事件なので、取調べをするまでも無く、客観的証拠だけで容疑が特定しやすい。
しかも共犯者が捕まってて取調べできる。
そういう特異な事件なので、反復起訴なんて手がうまく使えただけ。
過去にも同じような反復起訴による時効停止が使われた例はあるけど、ほとんど脱税事件。
>>13 起訴による時効停止の効果が及ぶのは、当該起訴状に書かれた被告人に対してだけ。
だから、3億円事件みたいな犯人が特定できてないケースでは、使えない手になるわけです。
21 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 03:09:30 ID:SBN9/fz80
テムジン言うと必ず思い出す
「お前はレーザーばっかやな」
しょうがねえじゃん
ライデンはレーザー
レーザー当てるために地雷とキャノンがある。
それも立ち
ダッシュのは邪道だ
>>20 とするとこれって適法なの?
最初の起訴状が失効する前にもう一回起訴するのは二重起訴になり違法だし、
かといって起訴状が失効しちゃうとその起訴が遡及してなかったことになるのだから、
その時点で時効は完成し二回目の起訴はやはり違法になるじゃん。
23 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 05:39:43 ID:mnVD1w+hO
>>16 ムチで首を絞められながら
「俺はその日イタリアでスパゲッティを食べていた」
とか言ったら許してもらえるんじゃね?
2月2日に飛鳥五郎を殺した容疑限定だが
24 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 08:13:01 ID:Omg9Z7ML0
25 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 08:15:36 ID:8u3ocwVMO
福岡でテムジンといえば「餃子」
フォークなんたらーズか
27 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 08:33:56 ID:0pAEGgEJO
オラタンになってから急に弱くなったよな。
前ダッシュショットがすげー強かったのに
28 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 09:21:42 ID:dZsWuOJ70
>>20 >起訴状の効力が消滅すると、起訴も最初から無かったことになり、
>時効も一時停止しなかったことになってしまう。
送達されないと公訴が棄却されるけど、一時停止しなかったことになるわけじゃなく、棄却の時点から再び進行(起訴前の時効の期間が続行)するんじゃない?
だから
>>22のいうように二重起訴にならることなしに再び起訴できると。
新井英一だっけ? ニュース23でやたら持ち上げてたな、テムジン河
>>27 しゃがみショットで耐えながらカウンターですよ。
産経
特捜部は時効成立を防ぐ目的で、同年11月から所在不明のまま起訴を繰り返す
異例の措置をとっていた。起訴状は2カ月以内に送達されないと無効になるためで、
(中略)21回目の起訴をしていた。
読売
法人税の脱税の時効は5年のため、特捜部は03年11月、起訴により時効の進行が
止まる刑事訴訟法の規定を利用し在宅起訴。共犯者の公判中は時効が停止するが、
判決確定後は、起訴から2か月以内に本人に起訴状が送達されないと、公訴は棄却
されるため、在宅起訴を繰り返してきた。
毎日
特捜部は山下容疑者の公訴時効(5年)の進行を止めるため計21回起訴を繰り返す
とともに1億9100万円分の脱税容疑で指名手配していた。
朝日
特捜部は03年11月、共犯者を同罪で起訴する一方、山下社長を所在不明のまま起
訴。起訴すると公訴時効が停止するが、起訴状が2カ月たっても被告に送達されない
と公訴棄却となるため、今年1月までに計21回の起訴を繰り返した。
朝日は嫌いだけど、遺憾なことに比較的正確な記事を書いてるのは朝日だけ。他の
三紙は記者が法律を全く理解していないことが明白。特に読売は法的に不正確なこと
極まりない。
32 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 13:41:31 ID:qprM/BU10
>>28 なるほど。
でもそうだとすると、刑訴法271条2項の遡及効規定はどういう意味があるの?
時効不停止になるのかと思ったんだけど。
>>31 読売の記事に出てくる共犯者起訴による時効停止(刑訴法254条2項)は、今回は使えないの?
33 :
名無しさん@八周年:2008/03/25(火) 15:45:07 ID:a/hyG4TEO
さすが中国を批判する法治国家w
34 :
28:
>>32 そういう条文あったんだった
うろ覚えで書いたけど
>>28は間違いでした
検察の目的は公訴提起の効果としての時効停止(254条)じゃなく、逃走期間の起訴状不送達の効果としての時効停止(255条)ってことで
起訴を繰り返したのはその期間中起訴状が送達できていないことを証明する意味合いか
つまり21回の起訴はいずれも時効停止の効力が遡って消滅してるけれど、255条の効果として時効が停止しているから改めて起訴できる(あるいは21回目の起訴状に基づき公判を進めることができる)