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農林水産省さんが「梨とりんごの人工授粉に使う中国からの輸入花粉が不足する恐れがある」として、
各地方農政局などを通じて、各都道府県に代替花粉の確保などの対策を呼びかけているのです。
中国産花粉の主要輸入元である小林製袋産業さんが、取引先に対して、中国から輸出する食品、
植物への検疫が厳しくなっていることを理由に、花粉の供給の見通しが立たない状況を連絡したのを受け、
農水省さんが通知したもの。小林製袋産業さんは「2008年3月6日現在も輸出許可が出ておらず、
今シーズンの受粉に間に合わない」とみているそうです。(中略)
対策としては、剪定するときに、受粉用の花芽を多めに残して代替花粉を確保する、
花粉を無駄なく使用して節約する、などがあるようですが、
いずれにしても、手間が増えるし、勝手が違うし、余分な花芽を育てれば、
それだけ樹のエネルギーがそちらにも分散されるし・・・難しくなりますよね。
もちろん日本中のすべての梨やりんごが中国産の輸入花粉を利用している、というわけではなく、
日本梨でいうと、全国の栽培面積1万5600fの1割程度が利用している、とのこと。
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