★防衛省、記者会見の見直し検討・次官が表明
防衛省の増田好平次官は6日の記者会見で、イージス艦衝突事故を巡る経緯説明が
混乱したことを踏まえ、省幹部による記者会見のあり方を見直す考えを示した。
会見する幹部を絞り込むか、会見数自体を減らす方向で検討する。
同省は情報発信の一元化を理由としているが、記者会見の機会が減れば
国民への説明責任を果たす観点から疑問の声が出そうだ。
防衛省では現在、防衛相、事務次官、報道官、統合・陸上・海上・航空四幕僚長の
7人がそれぞれ定例記者会見を開いている。増田次官は「前の会見者の発言を掌握せずに臨み、
混乱を巻き起こした。会見者が7人いるのも他の役所に比べて多い」と述べた。
石破茂防衛相も4日の閣議後会見で「緊急事態でいろいろな情報が出ていくなかで、
大きな混乱が生じることもある」と見直しの必要性に言及している。(07:03)
日経新聞
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20080307AT3S0600X06032008.html