介護労働者:賃金、全国比で最低
超高齢化社会が進展する中、人材の安定確保が望まれる介護労働者の低賃金や離職の多さが問題となっているが、
県内の介護サービス施設従事者(月給者)の月平均賃金は18万5千円余で全国一低く、
従事者の年間増加割合を表す増加率も2・0%で全国で最も低いことが介護労働安定センターの調べで分かった。
従事者の「現在の悩み」は「仕事の内容の割に賃金が低い」が32・4%(複数回答)で最も多かった。
県内で人材確保に大きな課題があることが浮き彫りになり、超高齢社会へ不安材料を示した形だ。
県内のある事業者は「厳しい仕事の割に賃金が安いため福祉の理念とのギャップに悩まされ、
主に若い人に早く辞める人が増えている」と指摘している。
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20080307rky00m040002000c.html