【裁判】「被ばくのために病気になったとは言えない」 JCO臨界事故、被ばく夫婦の損賠請求棄却 水戸地裁
99年に起きた茨城県東海村の核燃料加工会社「ジェー・シー・オー(JCO)」東海事業所の臨界事故で
健康被害を受けたとして、被ばくした大泉昭一さん(79)、恵子さん(68)夫妻がJCOと親会社の住友金属
鉱山に約5800万円の損害賠償を求めた訴訟で、水戸地裁(志田博文裁判長)は27日、請求を棄却した。
志田裁判長は「被ばくのために病気になったとは言えない」と指摘した。夫妻側は控訴する方針。
2人は事故があった99年9月30日、事故現場から約130メートルの場所で経営していた自動車部品組み
立て工場で被ばくした。
事故が夫妻の健康悪化の原因になったかどうかが争点となり、夫妻側は▽中性子線にさらされたため、
昭一さんの持病の皮膚病や糖尿病が悪化▽恵子さんは事故直後に下痢や口内炎を発症し、心的外傷後
ストレス障害(PTSD)になった−−と主張した。
判決はJCO側の主張に沿う形で「被ばくが健康被害を発生させたと認められる証明がないうえ、診断基準の
要件を満たさないから原告(恵子さん)がPTSDを発症したとは認められない」として、因果関係を否定した。
ソース
毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20080227k0000e040040000c.html
東海村ってさ、潤ってるんだよな。
合併もしないし、役場はデカイし、民家もデカイ。
疫学的因果関係・・・ も無理か・・・
>>1 軽い被ばくなら、逆に健康になることが証明されているのだが。
7 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 12:46:04 ID:2l3HIE9P0
水戸なんて田舎裁判所でやるのが間違い。
8 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 12:46:30 ID:it927P9N0
9 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 12:49:49 ID:I7HMq0gxO
>>2 ひどいなこりゃ・・・
普段忘れてるが、やっぱ人間は生肉なんだよな・・・
10 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 12:51:52 ID:nQHy1Lo50
皮膚の再生ができなくなってリンパがもれてくるんだな
この夫婦は大泉実成というライターの両親
糖尿病の悪化とかが、放射能に関係あるのか??www
お前の食い過ぎだろうがwww
13 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 12:54:00 ID:fVq8Shoa0
>軽い被ばくなら、逆に健康になることが証明されているのだが。
軽い被爆だという証拠はあるのかな?
夫妻の黒幕が知りたい。
皮膚病はなんとなくわかるけど糖尿病は関係ないような気がするね
16 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 13:02:14 ID:rmnHZYFwO
この人たち、何にも賠償受けていないのかな?
17 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 13:06:11 ID:hr8unr8u0
まともな判決だな。
持病なのに皮膚病や糖尿病が悪化したと言われても関係無いと思うし、
口内炎とか下痢は普通に生活してても、なるものだからなあ〜。
それにPTSDって、自覚してるんなら、そりゃ、自称PTSDだろ。
被爆したらショックで病気になる可能性はあるだろ
それを証明なんて出来るわけないし
払う気がないならそれでもいいけど
代わりにJCOの社員の家族も同じ量の被爆をさせてやれば良い
健康被害がないなら問題なく出来るはずだよな
19 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 13:33:22 ID:hCJQpTi90
>>2が気になるが、怖くて見れない。
どんな感じか説明してくれ。
20 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 13:35:54 ID:eWeFPGoa0
>>19 感情に左右されて観察できない人は見ることはおろか知ることもやめたほうがいい。
原爆では腰痛や糖尿病も認定しちゃったからなぁ
24 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 14:19:06 ID:0Ch/pDaf0
>>6 確かに極微量の被爆で培養細胞が活性化されるってのは事実だが、
それは自然被爆よりも低い線量の話だよ。
自然被爆の量で有害性が上回ってくるレベルでしょ。
被爆と被曝をごっちゃにしてるヤツがいるな
被ばぐた
にみえた
持病の皮膚病や糖尿病が悪化w
持病の皮膚病や糖尿病が悪化w
持病の皮膚病や糖尿病が悪化w
俺こいつらより被ばくしてる自信あるんだが
31 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 14:54:22 ID:SB5YgLsu0
大泉さんのご両親だ。
事故後いろんなことでものすごい苦労したんだよ。
被爆−1999 年9 月30 日
・バケツで七杯目。最後のウラン溶液を同僚が流し始めたとき、大内は
バシッという音とともに青い光を見た。臨海に達したときに放たれる
「チェレンコフの光」だった。その瞬間、放射線の中で最もエネルギー
の大きい中性子線が大内たちの体を突き抜けた。被爆したのだった。(2
頁)
邂逅−被爆二日目
・前川は大内の様子に一瞬目をみはった。どこから見ても重症患者には見えなかったのだ。・・・・・浴びた
放射線の量は減り続けるリンパ球などのデータとは関係なく「命を救えるのではないか」と思いました。(14
頁)
転院−被爆三日目
・放射線医学の知識から考えると、大内が浴びたと推定される放射線の量が致死的であることはだれの目にも
明らかだった。しかし、この時点での大内は非常に元気で、どこから見ても高線量の被爆をした患者には見え
なかった。前川は大内の治療に全力を尽くそうと心に決めた。(19 頁)
・横たわった大内が声を発した。「よろしくお願いします。」細川は「あれ?」と思った。普通に会話できる状
態だと思っていなかった。被爆という言葉から、外見的にもかなりダメージを受けているだろうし、意識レベ
ルも低いのではないかと想像していたのだ。しかし外見だけでは、一体どこが悪いのだろうとしか思えない。
致死量といわれるほど高い線量を浴びたと聞いたのが、とても信じられなかった。「ひょっとしたらよくなる
んじゃないか。治療したら退院できる状態になるんじゃないかな」そういう印象を持った。(24 頁)
>>19 (1)全身黒こげ
(2)みずみずしい生肉に四角い薄切り大根スライスが沢山貼り付けてある
(3)データ的資料で悲惨度はそこそこ
造血幹細胞移植−被爆七日目
・写真には顕微鏡で拡大した骨髄細胞の染色体が写っているはず田。しかし、写っていたのは、ばらばらの散
らばった黒い物質だった。平井の見慣れた人間の染色体とはまったく様子が違っていた。・・・・・・・・・
染色体がばらばらに破壊されたということは、今後新しい細胞が作られないことを意味していた。被爆した瞬
間、大内の体は設計図を失ってしまったのだ。(39 頁)
人工呼吸管理開始−被爆十一日目
・しかし、大内の場合、基底層の細胞の染色体が中性子線で破壊されてしまい、細胞分裂ができなくなってい
た。新しい細胞が生み出されることなく、古くなった皮膚は剥がれ落ちていった。体を覆い、守っていた表皮
が徐々になくなり、激痛が大内を襲い始めた。(54 頁)
・血液中の酸素の量を増やすために、圧力をかけて強制的に肺を広げ、酸素を送り込む医療用のマスクも付け
ることになった。このマスクは顔に密着させて圧力をかけるため、つけている間は、とても苦しくなる。この
ころ、看護記録に記された大内の言葉には我慢の限界を超えた叫びが多くなっていた。「もう嫌だ」「やめてく
れよ」「茨城に帰りたい」・・・・・・・・「おれはモルモットじゃない」(55 頁)
次々と起きる放射線被害−被爆二七日目
・ただし、これまでの被爆事故のケースで報告されているような血の混じった便ではなく、緑色の水のような
便が出ていた。(76 頁)
・入院したときは、一日で一気に日焼けしたぐらいの赤さで、少しはれているだけだった大石の右手。事故の
瞬間最も多くの放射線を浴びたと見られているこの右手は、被爆して二週間たったところから表面が徐々に水
ぶくれになっていた。人間の場合、皮膚の表皮が新しく入れ替わるまでのサイクルは二週間といわれている。
医療用テープをはがすときにいっしょにむけていた皮膚は水ぶくれがやぶれた部分に新しい表皮ができてこ
ないことに気づいた。放射線で染色体がずたずたに破壊された大内の皮膚の裁縫は分裂できず、新しい表皮が
生まれてこないのだった。(80 頁)
・ころころ大内の目蓋が閉じない状態になっていた。目が乾かないよう黄色い軟膏を塗っていた。ときどき、
目から出血した。細川美香は大内が苦しくて血の涙を流しているのではないかと思った。爪もはがれ落ちた。
名和純子は、むかし広島にある原爆の資料館で見た被爆者の写真を思い出した。五〇年以上前、原子爆弾で被
爆した人たちも、こういう状態だったのだろうかと考えた。(83 頁)
小さな希望−被爆50日目
・山口は、自分のやっていることが実際だれの幸せや喜びにつながっているのかが、わからなくなっていた。
客観的に見ると生きながられる見込みが非常に低い患者であることはだれの目にも明らかだった。助かる見込
みが非常に低いという状況の中で、日に日に患者の姿が見るも無残な姿になっていく。その患者の治療に膨大
な医薬品や血液などの医療資源が使われていく。しかし、そうして行った処置は患者に苦痛を与えているのだ。
医療者はこの状況に、この治療に、どこまで関わっていくことが許されるのか、山口は常に考えた。(94頁)
・「そこまでやってなおるのならいいけれども、でも多分治らないだろう。そういう状態を長く長くつづけさ
せていくことは、大内さんにとっては苦痛なんじゃないかと思ったんです。」(96頁)
被爆59日目
・「山口も、頭の中が真っ白になっていた。心のどこかで「大内さんひょっとしたら、これで楽になるのでは
ないだろうか」と考えていた。それでも、患者が亡くなるのはいやだった。心拍が再会してほしいと念じなが
ら、前川と交代で心臓マッサージをつづけた。」(108頁)
・「声は奪われても、顔の表情や体全体で気持ちを伝えてきた大内は、心停止を境に、家族の呼びかけにも応
えなくなった。もはや機械と薬に支えられて生きていた。」(112頁)
終わらない闘い − 被爆59日目
・「しかし、大内の場合は、凝固因子が足りないだけでなく、皮膚から浸み出す体液や下血など、一日10リ
ットル前後の水分が体の外に漏れ出していた。この水分を補うためにも新鮮凍結血漿の大量輸血が必要になっ
ていたのだ。研修医の山口和将は、大内に大量の輸血を行いながら、医師として自分がどうあるべきなのか、
そのあり方をより深く考えるようになった。大内は、もはやなんの反応もしなくなった。山口には、治療行為
そのものが、これまでより一層つらい処置に感じられるようになっていた。」(118頁)
・「苦しい日々が続いたとき、治療を続ける原動力となったのは、やはり大内の家族だった。最後の最後まで
失われない家族の希望が、前川をかろうじて支えていた。」(119頁)
・「今度心臓が止まっても、もう蘇生措置はしないほうがいいと思います。わかりましたと家族は言った。そ
のとき、家族は初めて前川に落胆の表情を見せた。・・・・家族が待機室で祈り続けていた鶴は一万羽に達し
ようとしていた。」(126頁)
1999年12月21日 − 被爆83日目
・「血液の流れが悪くなったことで、抗生物質や抗真菌剤が全身に行きわたらなくなった大内の体の表面には
浸み出してくる体液を栄養分にしてアスペルギルスというカビの一種がはえてきた。銀白色のアスペルギルス
は体から腕、そして足の付け根の部分に広がった。「あーあ、お父さん、かわいそうに。頑張るのよ」言いな
がら、妻、涙ぐんでいる。また、顔をしっかり見たいとも言っている。」(128頁)
・「強心剤のボスミンのアンプルを三本使った。全く効かなかった。上が90、下が40あった血圧が突然、
すとんと落ちた。あっという間だった。通常は、少しずつ血圧が下がり、心拍数も徐々に下がって亡くなるこ
とが多い。医療チームでは大内の心拍数が60を切ったら家族をよんで、病室に入ってもらおうと決めていた。
急遽、家族のいる待合室に連絡を入れたが、間に合わなかった。・・・・・・・放射線障害の圧倒的な広がり
と強さに、医師として虚無感すら感じていた。」(131頁)
・「三澤はこれまで3000体余りの遺体を解剖してきたが、大内の遺体を見たときは驚きを隠すことはでき
なかった。正面から一見すると真っ赤に火傷したような状態だった。しかし、全身が真っ黒になった焼死体と
は違っていた。放射線が当たったところと、そうでないところの境界がくっきりと分かれていたのだ。このよ
うな遺体を見たのは初めてだった。」(136頁)
・「人間の体を内側から壊していく、放射線被爆。放射線の影響は、体のすみずみまで及んでいた。しかし、
体中の細胞が破壊されるなかで、大内の心臓は生きつづけていたのだ。」140(頁)
38 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 16:55:16 ID:VJ9eE3il0
>>33 あの四角いのって本当に「大根スライス」なの?
意外とレトロというか民間療法みたいだなw
レモン輪切りで日焼け治療みたいだ。
>>38 それはネタで言ってるのかい?
まあマジレスすると培養皮膚シートだ 俺も大怪我したときに使ったぞ
住友金属鉱山か・・・
41 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 17:55:19 ID:fSXNabVq0
怖ぇ・・・。
所詮人間は恐ろしいモノと付き合っていくしかないんだよ。
中国ギョーザしかり。
43 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 19:49:49 ID:TSQHc5t30
日本政府も核にこだわってる、将来
に核武装したいのじゃないの
だから代替エネルギーを強くプッシュしないよね
第一次オイルショック、と第二次オイルショックとか
味わってるのに、
当然の判決ですな。
45 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 20:07:07 ID:8bkZB4wb0
二軒茶屋交差点で被爆した報道陣の方々はご健在でしょうか?
わたしも被爆民ですが健康状態良好で長生きしそうですよ、フハハハハハ!
こんなことで訴えられたら、
至るところから放射性物質が出てくる秋田大学なんか、何万人から訴えられるのか?
47 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 20:37:32 ID:EplSxLFn0
>>2 悲惨だわ、こりゃ・・・
一思いに殺してやった方がよほど情け深いわな。
噂じゃ、批判和らげる為に無茶・無意味・意志無視の延命措置をやっていたと聞くが。
>>45 おかげさんで 健在でやんすよ。
あたしゃ 二軒茶屋交差点ではなくて正門前だったけど。
49 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 20:53:31 ID:uvy1HcHh0
放射線が体に悪いなんて都市伝説だろ?
50 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 20:57:12 ID:WN4+tQtcO
PTSDって便利ね
51 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 21:05:38 ID:PEVURehQ0
科学は非情だから諦めろ。
証明されないことは存在しないのだ。
文句があるなら科学的に証明しろ。
そうしたら信じてやる。
物理屋
>>47 データと取る為には、
そう簡単に死なせるわけには、
いかないでしょ。
53 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 21:13:48 ID:PfXOsMcL0
>>47 読んだだろうが上見ればそんなの只の噂なのが分かる
どっかさがせば上の冊子の内容元にしたNHKスペシャルも見つかるはず
54 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 21:27:24 ID:V1LoKavO0
以前放送された
>>29の内容を基にしたNHKスペシャルを観たあと鬱になったよ。。。
>>17 >持病なのに皮膚病や糖尿病が悪化したと言われても
だから、もともと持病があった
(ソレに対しての抵抗力?が、被爆した時点で、既に無かった)
のが、被曝する事で、
更に症状が悪化の方向に進んだ、って事でしょ?
56 :
名無しさん@八周年:2008/02/27(水) 21:52:03 ID:KXq/0uvN0
>>16 既にJOCから見舞金は受け取っているらしい。
それもこの請求棄却の理由のひとつになってる。
57 :
1000レスを目指す男:2008/02/27(水) 21:56:15 ID:FXl0Nu+M0
まあ、証明できないとかいうのは、公害訴訟の反論の決まり文句になってたよね。
刑事事件では疑わしきは罰せずってことになるけれども、
本当に被爆してこんな言い逃れをされたら嫌だな。
原子力発電所なんて作らない方がいいね。
58 :
\:2008/02/27(水) 22:09:21 ID:gfb9fGNB0
>>55 持病の悪化と被曝の関係が立証できなかっただけだろ。
普通できるわけないし。
60 :
名無しさん@八周年:2008/02/28(木) 01:05:42 ID:i7a42Zo90
>>2の写真は衝撃だな・・・ほんと、一思いに・・っておもってしまう。
あんな危険物質をバケツでなんて・・「会社を訴える」か「会社をやめる」選択はなかったんだろうか(´;ω;`)
61 :
名無しさん@八周年:2008/02/28(木) 01:11:26 ID:g/9Gy7eO0
62 :
名無しさん@八周年:2008/02/28(木) 01:14:28 ID:i7a42Zo90
え、だってマニュアルに危険物質で、一気に入れるとヤバいからどうたらこうたらって
書いてあったんでしょ?当然管理職は知ってるだろうし。
管理職以下に放射性物質って知らされていないならそれはそれで問題だ。
63 :
名無しさん@八周年:2008/02/28(木) 01:30:32 ID:rJ5oi/ptO
事故のあと、千葉で献血の要請があった。
俺の血はA型RH+という平凡なやつで、ただ何とかという
ウイルスに感染していなかった。
普通は殆んどの人に感染していて、それでなんら問題ないのだけど
免疫が落ちると肺炎を起こすらしい。
要請献血はあれが最初で最後だったけど、関係あったのかな
と思っている。
安楽死は権利として必要だよな…
65 :
名無しさん@八周年:2008/02/28(木) 01:37:32 ID:Vy5B3kqtO
原爆やら放射能関連のスレって意外におまいら冷静だな
てっきりイージス艦みたく被害者叩きしているものかとおもた