>>603 >・銃撃事件で三浦も重傷を負った(「一週間の軽傷」は間違い)
これは間違いだった。かなりの重症。
(二) A1について ←三浦のこと
H2作成の鑑定書(前出)、検証調書(153―2380)等を総合すると、弾
丸は、本人が正面に向けて直立している状態を基準として、本人のほぼ正面から左
大腿前外側部へ向かっており、足の前後線から見て、前方から左前外側部の皮膚を
貫いて後方へ、また方向を変えずにほぼ水平方向に進み、皮下組織並びに大腿筋を
貫通、左大腿骨外側面に激突して、その厚い骨を貫き骨髄内に進入、弾は大腿骨に
衝突したため破裂し、その結果三〇以上の小さな弾の破片が大腿骨の左外側にある
筋肉を含めた柔軟組織を貫き、扇形に跳ねて散らばっている。検証調書と照合して
みると、A1の傷口と大腿部内の弾丸の破片の状態から見て、弾丸の飛来方向はお
おむね左前方三〇度の方向であった可能性が高いとされている。
2 凶器
A1の左大腿部に撃ち込ま
れた弾丸の破片は、未だ摘出されておらず、その大腿部に残留したままであるが、
レントゲン写真等によって推認することは可能とされ、H2の前記鑑定書等によれ
ば、それぞれの破片の大きさ、数、割れた形、貫通力等からみて、B1に対して使
用されたのと同一又は類似のライフル銃で銃撃されたものとされている。その鑑定
結果を疑問とする根拠も見当たらない。A1が自分で自分の大腿部を撃つことを想
定するときは、凶器としてピストルの使用を疑いやすいが、証拠上は右のとおりで
ある。