【鰻】ウナギ養殖がピンチ 稚魚の値去年の倍以上に

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1しいたけφ ★

市町村別で日本一のウナギ生産量を誇る一色町で、
今年に入り稚魚のシラスウナギの確保が困難を極めている。
稚魚は台湾産の対日輸出全面禁止の影響もあり、
市場価格で昨年の倍以上に膨らんでいる。
養殖業者は「今年は赤字覚悟」と顔を曇らせている。

 「白いダイヤ」といわれるシラスウナギ。
一色うなぎ漁協によると、台湾産の輸出禁止に加え、
原因不明のアジア地域の不漁により、
国内全体で約百トン必要な稚魚が三十五トンしか確保できていない。
一昨年十二月は一キロ当たり三十数万円だったが、
今年は二月時点で八十万円代後半の高値だ。

一色町は、国産養殖ウナギの約三割のシェアを誇り、
養殖業者は約百十軒。同漁協で二月中旬までに養殖池に投入された
稚魚の総量は国産30%、香港産70%の計四・三トン。
それでも例年だと六−七トンが必要で、
ある業者は「一キロ当たり五十万円が採算ライン。
今の価格では経営が成り立たず、今年は養殖を見送る業者も出てくるはず」と
悲鳴を上げる。

以下ソース
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20080225/CK2008022502090213.html