【動物】 コウモリ1万匹が謎の死、ニューヨーク州郊外の洞窟で　研究者は「白い鼻症候群」と命名　昆虫の大発生につながる恐れも

★ニューヨーク州でコウモリ1万匹がナゾの死、研究者は白い鼻症候群と命名


【Technobahn 2008/2/19 04:42】ニューヨーク州郊外の洞窟で1万匹にも及ぶコウモリの
群れが死亡していることが洞窟の保全・管理を行っている米ノースイースタン・ケイブ・
コンサーバンシー（NCC: Northeastern Cave Conservancy）の発表により12日、明らかとなった。

　これまでの調査では、死亡したコウモリの一部は鼻の部分に白いカビ（真菌）が発生した状態で発見。
外見的特長から生物学者は今回のコウモリの集団死を「白い鼻症候群（White nose syndrome）」
と名づけてその原因究明に当たっている。

　コウモリは昆虫を捕食することで、その地域の生態系に大きな影響を及ぼしている。
そのため、コウモリが居なくなった場合には捕食の対象とされてきた昆虫の大発生に
つながる可能性もあり、NCCではこの「白い鼻症候群」が他の地域に拡大することを懸念している。

　ただし、今のところ死亡した固体の一部から見つかった白いカビが、
死亡につながった原因なのかなど、この白いカビの詳しい正体は不明。

　昨年には全米でミツバチが突然、居なくなるというナゾの現象が発生していたということもあり、
度重なるナゾの現象の発生に生物学者は頭を悩ましている。

写真　　画像は「白い鼻症候群」が発症して死亡したコウモリの群れ。
http://www2.technobahn.com/news/9975b309cf83105702c3edcb33b24636444e6d12/200802190442.jpg

Technobahn　http://www.technobahn.com/news/2008/200802190442.html

▽過去スレ
【イナイ・イナイ病】 全米でミツバチが突然行方不明？　ブルーベリーなど農作物の収穫に深刻な影響も
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171774107/