3月30日に開業する横浜市営地下鉄グリーンラインの車内を巡回し、高齢者らに席を譲るよう
乗客に呼びかける「スマイルマナー向上員」への応募が、13日現在で8人にとどまっている。
締め切りは15日。市が予定した20人程度でのスタートは、危ぶまれる事態になっている。
マナー向上員は、全国で唯一「全席優先席」の制度浸透を図るため市が計画した。
開業と同時に向上員2人とトラブル予防の警備員の3人1組で、乗客に直接席を譲ってくれるよう
呼びかけたり、チラシを配ったりする。活動は、平日 の午後2〜5時。
向上員に支払われるのは、1日1500円の交通費だけだ。
応募者は車内マナーについての作文を提出し、面接を受ける。市交通局は30〜40人からの応募を期待していたが、
これまでの応募者は20〜80代の8人で、半数が60歳以上。同事業の予算として市は新年度約1500万円を予定し、
そのうち警備員の費用が約720万円を占めるという。
asahi.com:「マナー向上」呼びかけ人、応募まだ8人-マイタウン神奈川
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000802140005