【コラム】編集者・校閲者の見識は? 佐々木譲氏の反論に応える
1 :
◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★:
【断 呉智英】編集者・校閲者の見識は?
一月十日本欄で私は佐々木譲『警官の血』の中に時代と合わない言葉がいくつも使われていることを
指摘した。これに対し二月六日本欄に佐々木氏が反論を寄せている。
論点は二つ。第一、小説は厳密な時代考証よりも物語性が主眼である。第二、担当編集者・
校閲者までも引き合いに出した批判は行き過ぎだ。
私の意見は次の通りである。
まず第一の点。大筋では佐々木説に同意する。歌舞伎には時代を無視して源義経がでてくるし、
時代劇の既婚女性がお歯黒をしていない。前回書いた通りこういうものに「野暮は言わぬ」。
だが『警官の血』は作者も体験し多くの読者の記憶にもある終戦期の話だ。当時の人たちの
言葉が現代語では不自然だろう。「惹句(じゃっく)通りの力作だ」けれど、違和感が甚だしい。
第二の点は、別段、佐々木氏の担当編集者や校閲者に限って叩いたわけではない。全体的に
編集者・校閲者の能力が低下し、職業への矜持(きょうじ)や責任感も薄くなっている一例として
批判したのだ。
編集者・校閲者は作品の最初の読者である。作家には最も辛辣な批判者でもある。昔は鬼と
呼ばれる編集者・校閲者がいた。国文学者も及ばぬ見識を備え、どんな大家の原稿にも遠慮なく
朱筆を入れた。同時に差別表現だのなんだの愚論をゴネてくる連中には作家とともに反撃した。
今そんな人の話を聞かない。差別表現は厳重チェック。だが誤記誤用は素通し。いや、それが
誤記誤用であることさえ知らない。人気作家の中には誤記誤用を指摘されると機嫌を損ねて
他社に鞍替えする人もいる。それにおびえて巧言令色に務める輩も多い。佐々木氏の担当者は
そうでないと思いたい。
『警官の血』には他にもおかしなところがあるが、それは別の機会に。
(評論家)2008.2.10 01:49
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/080210/bks0802100149000-n1.htm
2 :
◆Robo.gBH9M @うしさん大好き! ロボ-7c7cφ ★:2008/02/10(日) 10:19:05 ID:???0
>>1 __ / ̄ ̄ヽ _
/ `/ヽ ∧_(::::::::ヽ _
__} l> ´ ̄ `ヽノ ヽ
/ | >´ _ \ <
>―‐/ ` ' _)
. |:::::::::| / ● l
ゝ―| l ● ・ @ |
ヽ_l 、_, -' /
ヽ_ヽ @ /
丶 _ . '
` ーァ、フ_ハメ ̄ ̄K
、__/_/ ○ ヽ‐′
' 厶__,....、___r′
`== ヽ__人__ノ
, -~.⌒|⌒ `ヘ、 【のびてる君の道路特定財源日記】
/彡 | . ミヽ、
/ 彡/'"⌒⌒ へ ミミヾ、 ○03年10月某日 小泉政権国土交通大臣として記者会見
| ../ \.ミj 『無駄な道路は必要ないんです!作らせないんです!』(`・ω・´)
|〃/ |ミ| 高速道路1万4千キロ建設を9千キロに圧縮し、一般財源化に尽力
│ .| <iiiii......iiiii> |ミ| ※しかし道路族に袋叩きにされ涙目(その時のAA)
彡|. ◎ ◎ .|ミ|
彡| ∪ |.| ∪ |ミ ○08年1月某日 福田政権下で干され、エロ拓派に入会後に某TV番組に出演
.〈..|. .<∝> .|.〉. 『道路は全部必用なんです。ヽ(;:.@u@)ノ
.ヽ. □ / あと10年の暫定税率で、全ての高速道路1万4千キロを整備します。』
..ヽ ./
..ヽ___/ コウモリみたいなやつだなw (゚∀゚)アヒャヒャ(゚∀゚)アヒャヒャ(゚∀゚)アヒャヒャ
5 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:21:47 ID:Unf3QuoZ0
なんだか、叛論に徹し切れていない筆が鈍った論だなあ。
6 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:21:47 ID:nAWFFyCt0
そんだけダメだと言われると、どれほどのものなのか逆に気になるな。
7 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:22:15 ID:1c1fRrdL0
文通は手紙でやれ。以上。
8 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:25:46 ID:pyapDway0
>編集者・校閲者の見識は?
おまえらの大好きなマズゴミ批判ネタを
>>1が与えてくれたんだろ。
もっと喜べよ(笑)
9 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:29:05 ID:3NuUrHn10
>『警官の血』には他にもおかしなところがあるが、それは別の機会に。
実に狡猾。ネガティブ・イメージを与えておきながら反論のしようがない。
10 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 10:29:24 ID:k2jl9N6H0
>>1 幸田のときと同じで、スタッフが一番悪いって話ですか。
いいなぁ、無責任にものが書ける人はww
ライター・物書きは若い方がいい。どうしても若い編集者が口を出しづらくなるからな。
>>1の背後関係がまったくわからないが、編集者校閲者の能力低下うんぬんは
この文章を書いた人が年をとり、大家(笑)になったということのあらわれかもしれない
12 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 20:09:48 ID:dvYgC21Q0
>別段、佐々木氏の担当編集者や校閲者に限って叩いたわけではない。
無様な言い訳だな。
例のコラムを見て編集者や校閲者一般への批判と解するのは無理だ。
13 :
名無しさん@八周年:2008/02/10(日) 21:04:26 ID:ml7fhXfW0
論点をずらした醜いいい訳だな
14 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 07:31:43 ID:nw2csRnx0
まったく
15 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 07:43:11 ID:vBiJr3UB0
呉先生は相変わらずだな
これ面白いらしいね。
警察小説ってあんま読む気しないけど。
17 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 08:04:35 ID:V+bCA4qq0
「野暮は言わぬ」と言っておきながら、「違和感が甚だしい」って言うのは野暮じゃないかと
作者と読者が「これでいい」って言ってるんだからいいだろ。自分でも書いてるが、
時代劇なんかでも時代考証はいい加減だぞ(たとえば「万歳」は明治以降)。
「ここがおかしい、あそこがおかしい」って批判もいいけど、それは物語の本筋に
関わってる部分でもなきゃ、控えめな批判であるべきだよ。
編集・校閲については、一緒に仕事してきた人間を、自分の本を根拠に無能呼ば
わりされたら、筆者として擁護するのが筋。
論点三つ目 私(呉)がその時代にはない言葉づかいであるとした5カ所のうち、3カ所は実際に用例があった
は?
時代劇はとんでもない虚構を楽しむもの。
この小説は違うのだろう。
読んだ人いないのかな。
22 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 18:51:23 ID:qS9LrF7N0
>20
用例があったとしても一般的に通用しているかどうか問題あると思うし、作者が書く前からそれをわかって書いたのか、それとも指摘を受けて調べてみたら、そう言う言葉遣いが実際にあったというのでは意味が全然違う。
呉智英の完敗で終了。意外とあっけなかったな。
25 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 19:45:54 ID:qS9LrF7N0
>>20 それどこに書いてあるの?
あと、実際に用例があったっていうだけじゃあ、時代考証としてはちょっと弱いよね。
まあ、当時の言葉遣いを完全に知ることは出来ないわけだけど。
あと、2カ所は間違いがあったことを佐々木氏は認めたの?
最初からまともに追ってから話しなよ。
ズレたやつw
間違いは呉の方。佐々木は二箇所について説明してる。
これは小説の書き方としてひどくまっとうな考え。
28 :
名無しさん@八周年:2008/02/11(月) 20:29:37 ID:qS9LrF7N0
>>27 こりゃすごいなw
2ちゃんねらーみたいな気質なのかな。
qS9LrF7N0、お前だけだよ、無理してんのは。
佐々木シンパ(本人?)の攻撃性がすさまじいな・・・
なんなんだろ
>>30 呉さんを擁護したい気持ちはわかるけどさぁ、
匿名の向こう側を憶測するのは如何なもんかね。