9日午前9時ごろ、福井市島山梨子町の「力泉酒造」で、
新潟県上越市吉川区小苗代、杜氏(とうじ)、金子俊雄さん(82)が
ベルトコンベヤーと酒米の攪拌(かくはん)棒の間に挟まれた状態で
意識を失っているのを近くの人が見つけた。
金子さんは病院に運ばれたが、外傷性ショックのため間もなく死亡した。
福井南署は金子さんが作業中、棒の突起部分に衣服などが引っ掛かり、
ベルトコンベヤーに巻き込まれたとみている。
調べでは、金子さんは同日午前8時ごろから、
酒米を醸造タンクへ流し込むためのベルトコンベヤー
(長さ約5メートル、幅約1メートル)の清掃などをしていたという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080209/crm0802091737028-n1.htm