米海兵隊普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を検討する政府、沖縄県、関係
4市町村による普天間移設協議会の第6回会合が7日、首相官邸で開かれた。町村官房
長官はキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)に滑走路2本をV字形に配置する政府
案に関し、「(政府案よりも)沖合に(移動を)という話もかねてから頂いている。し
っかり念頭に置き、できるだけ早い時期に決着が図れるよう最大限努力したい」と述べ、
修正の可能性について協議会の場で初めて言及した。
一方、仲井真弘多知事は、防衛省が移設先の環境影響評価調査(環境アセスメント)
に向けた方法書を再提出したことを評価し、「県も移設は最重要事項と位置づけ、環境
影響評価に最優先で対応している」と述べ、調査を事実上容認する意向を表明した。こ
れを受け、防衛省は、月内にも調査に着手する見通しだ。
■ソース(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080207-OYT1T00618.htm