【社会】「私、頑張ったよ」…中国産の毒ギョーザで重症だった少女に笑顔が戻る

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
中国製冷凍ギョーザによる殺虫剤中毒事件が表面化して、6日で1週間が過ぎた。
千葉県市川市の一家5人はなお入院中だが、一時危険な状態だった女児(5)も
快方に向かい、一般病棟に移った。
スーパーでは冷凍食品全般の売り上げが落ちる一方、ギョーザの皮は好調に転じた。
ギョーザ専門店の営業も順調で、「手作り回帰」のトレンドも起きている。
中毒を起こして入院中の千葉県市川市の一家5人のうち、最も重症だった
女児(5)の入院先の主治医が6日、記者会見し、「ヤマは越えた。1〜2週間で
退院できる見込み」と語った。
会見した順天堂浦安病院の角由佳准教授(救急診療科)らによると、女児は搬送時、
手足がけいれんし、よだれと涙が流れ続ける状態だった。
体温も一時40度を超え、有機リン系中毒特有の縮瞳(しゅくどう)が見られた。
胃洗浄や点滴、下剤投与などを行ったが、3日間は意識不明の状態だったという。
女児は入院して約1週間で、人工呼吸器が外せるまでに回復。一般病床に移った
5日には、別の病院に入院している母親(47)と、2週間ぶりに対面した。
女児は「お母さん、会いたかったよ」「私、頑張ったよ」などと話し、
窓の外の雪を見たのか、2人で「雪やこんこ」などと歌って笑っていたという。
一家5人のうち女児が重症だったことについて、角准教授は「体が小さく、
体重あたりの薬物の摂取量が多くなったのが原因」と語った。
(後略)
*+*+ YOMIURI ONLINE 2008/02/07[03:05] +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080207-OYT1T00090.htm