【放送】「安易な短絡的映像至上主義の演出は慎重さに欠ける」テレ朝「報道ステーション」のマクドナルド不祥事報道にBPO意見書

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1出世ウホφ ★
日本マクドナルドの調理日改ざんをめぐるテレビ朝日系ニュース番組「報道ステーション」の報道で、
NHKと民放でつくる「放送倫理・番組向上機構」(BPO)の放送倫理検証委員会は4日、
「安易な短絡的映像至上主義の演出は慎重さに欠ける」と同局に反省を求める意見書を出した。

問題の番組は昨年11月27日に放送。番組関係者で元店長代理の女性が、
制服姿で店長代理時代のバッジを着け、
調理日の改ざんを証言。10日後、古舘伊知郎キャスターが、
制服着用の演出について「間違ったやり方だった」と謝罪した。

検証委は「視聴者に混乱と誤解を与える不適切な表現」と指摘。
視聴者の指摘を受けながら謝罪が遅れたことは「理解に苦しむ」と批判した。

BPOに対する同局の対応についても「正面から向き合い、番組制作関係者の
実感や肉声から発せられたものとは言い難い」と苦言を呈した。

テレビ朝日広報部は「ご意見を真摯に受け止め、今後の放送に生かしていきます」としている。
[ 2008年02月04日 20:02 速報記事 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080204061.html