【ギョーザ騒動】「双日食料(東京)」から回収したギョーザ6袋からメタミドホス検出、1袋に穴が見つかる― 兵庫県警

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595本当の理由
袋の内側になぜ付着していたのか



ヒント:ギョーザの袋は日本で印刷されている。そして中国に送っている。
    なぜなら、日本の顔料と中国の顔料の質は違っており
    たとえば、青で指定しても中国の「青」は日本の「青緑」に相当しているなど
    日本側から中国の印刷を管理するのは非常に難しいのだ。
    もちろんCMYKといった色の規格による指定は行うのだが、
    中国企業が顔料の質を落としたり、再利用することも日常茶飯事であり、
    時間を経るごとに印刷の色が変色していることはザラである。
    だから、商品の袋は日本国内で印刷し、中国の食品業者に送っているのだ。

    だが、袋の原料となるビニールのロールは、中国から日本の印刷会社が輸入している。
    これは、中国から輸入しているのだ。
    このロール自体は、食品に当たらないため、HACCP等のチェックが
    行き届いていないといわれている。
    さて、昨年「メタミドホス」が農薬として禁止されて以降、「メタミドホス」の在庫がだぶつき
    中国国内で価格が大幅に下落している。
    これに目を付けたのが中国の貿易会社。
    今では、貿易会社が「殺虫用」としてコンテナに「メタミドホス」を大量に
    散布することが多くなっている。なぜなら、食品の積載を対象としていないコンテナ
    については、中国で特に「メタミドホス」の使用については規制されていない。
    農薬としての使用、食品に関する使用は認められていないが、それ以外は規制されていない。
    つまり、「メタミドホス」まみれのコンテナでも、非食品のビニールロールを積載することは
    全く問題ないのだ。そして中国でも日本でも、検疫を行う際に、食品としての検査は行ってい
    ないので、普通に通過してしまう。
    そもそも、ビニールロールの用途を「食品向け」として届けでていない。
    なぜかというと、「食品向け」としてしまうと、規則によりコンテナ1つにつきロールの1つを
    検査サンプルとして提出しなければならなくなるし、多額の検査費用は業者持ちとなるからだ。
    そろそろ、お分かりいただけたのではないだろうか?