【政治】 橋下徹氏の「自治体が、国の防衛策に異議唱えるのはどうか」「憲法勉強を」意見で、「橋下氏こそ憲法学べ」の声…岩国住民投票

このエントリーをはてなブックマークに追加
1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
・米空母艦載機移転をめぐり06年春に山口県岩国市が実施した住民投票に対する橋下徹・次期大阪府
 知事の発言に、憲法学者や政治学者らが首をかしげている。弁護士でもある橋下氏は、反論した
 前岩国市長の井原勝介氏を「憲法を勉強して」と痛烈に批判したが、「橋下さんこそ不勉強では」との
 指摘も出ている。

 橋下氏の発言が飛び出したのは1月31日。3日告示の岩国市長選で艦載機移転容認派が推す
 前自民党衆院議員の福田良彦氏を応援するビデオ撮影に応じた後、「防衛政策に自治体が異議を
 差し挟むべきではない」「間接代表制をとる日本の法制度上、直接民主制の住民投票の対象には
 制限がある」と持論を展開。井原氏が「国民が国政にものを言うのは当然」と反論すると、1日に
 「憲法を全く勉強していない」などと再反論した。

 橋下氏の発言に対し、小林良彰・慶大教授(政治学)は「この種の住民投票には法的拘束力がない。
 住民の意思の確認・表明なのだから、それを憲法が制限することはあり得ない」と指摘。「防衛は
 国の専権事項だが、基地問題は地元住民にとって生活問題だから、意見を言う資格がある。それは
 憲法が認めた言論の自由だ」と述べ、「橋下さんこそ憲法を勉強した方がいいんじゃないか」と
 皮肉った。

 小林節・慶大教授(憲法)は「橋下さんは憲法を紋切り型に解釈しているのではないか」と首をひねる。
 「地域の問題について住民の声を直接聞いて、その結果を地方自治体の意向として国に示して
 実現を図っていい、というのが憲法の考え方だ」と言う。

 奥平康弘・東大名誉教授(憲法)は「法的拘束力のない住民投票の是非について、わざわざ憲法を
 引き合いに出すこと自体が論外」と突き放した。「弁護士が『憲法』と言えば、いかにも説得力が
 あるように聞こえるが、政治家として政治的な発言をしたまでのこと。人びとの注目を集め、目的は
 達成したんじゃないのかな」と冷ややかに語った。
 http://www.asahi.com/politics/update/0202/SEB200802020019.html

※元スレ
・【次期大阪府知事】「憲法を勉強すべきだ」山口県岩国市の住民投票を批判した橋下徹弁護士、発言に反論の井原勝介前市長に再反論
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1201876789/