【裁判】最高裁、外尾被告の上告棄却 2人殺害の佐賀・長崎保険金殺人事件で死刑確定へ

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1春デブリφ ★
 佐賀、長崎両県で保険金目当てに2人を殺害したとして殺人などの罪に問われ、1、
2審で死刑判決を受けた外尾計夫被告(60)の上告審判決が31日、最高裁第1小法
廷であった。涌井紀夫裁判長は「金銭目的の悪質な犯行」として、外尾被告の上告を棄
却した。外尾被告の死刑が確定する。

 涌井裁判長は「犯行は保険金目的で人の苦しみも生命の重みも考慮しないもので、罪
質は非常に悪い」と指摘。さらに、「被害者の生命を奪う決定的な行為をしている」な
どとして、共犯者で元交際相手の山口礼子受刑者(49)=無期懲役確定=との刑の均
衡を考慮しても死刑はやむを得ないと判断した。

 判決によると、外尾被告は交際相手の山口受刑者と共謀して平成4年9月、山口受刑
者の夫=当時(38)=に睡眠薬を飲ませた上、佐賀県内の海に突き落として殺害。保
険金約9800万円をだまし取った。
 さらに、平成10年10月には、山口受刑者の二男=当時(16)=も睡眠薬を飲ま
せた上で、長崎県内の海に投げ込むなどして殺害。保険金をだまし取ろうとした。

■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/080131/trl0801311115002-n1.htm