【医療】行政処分や刑事責任の追及恐れ? 副作用や合併症に関する医学論文が急減

このエントリーをはてなブックマークに追加
1依頼436@初恋φ ★:2008/01/27(日) 04:30:21 ID:???0 BE:138195432-2BP(111)
医学論文:急減 処分恐れ医師ら萎縮?

治療の副作用や合併症に関する医学論文の数が昨年後半から急激に減少したことが、
東京大医科学研究所の上(かみ)昌広客員准教授(医療ガバナンス論)らのグループの
調査で分かった。このうち、診療中に起きた個別の事例を取り上げた「症例報告」は
ゼロに近づいた。グループは、厚生労働省が検討する医療事故調査委員会の発足後、
行政処分や刑事責任の追及につながることを医師が恐れて萎縮(いしゅく)し、発表を
控えたためと推測している。

グループは昨年12月中旬、国内の医学論文のデータベースを使って、06年1月〜07年
10月に出された副作用や合併症などに関する論文を探し、総論文数に対する割合を
月ごとに調べた。

その結果、国内では毎月、1万〜4万件前後の医学論文が発表され、一昨年から昨年
前半までは合併症の論文が全体の13〜17%あった。しかし、昨夏ごろから急減し、
10月には約2%になった。副作用の論文も以前は4〜6%あったが、昨年10月には約2%
に減った。

特に、副作用の症例報告は、以前は1%前後あったが、昨年10月にはゼロになった。
合併症の症例報告も、以前は5〜9%あったが、昨年10月には0.1%しかなかった。

>>2以降に続く)

毎日新聞 2008年1月27日 2時30分
http://mainichi.jp/select/science/news/20080127k0000m040123000c.html