【医療】こっそり一服やめて 敷地内全面禁煙の県内病院、駐車場や出入り口付近でのタバコ後絶たず…富山

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1依頼539@試されるだいちっちφ ★:2008/01/12(土) 20:41:53 ID:???0
★こっそり一服やめて 全面禁煙の県内病院、出口付近で後絶たず

 敷地内を全面禁煙にしている県内の各病院で、駐車場や出入り口付近で一服する患者や
見舞客が後を絶たない。病院事務局は目立つ場所に禁煙ポスターを掲示したり、敷地内を
巡回するなどしているが、吸い殻のポイ捨ても目立つ。各病院は「健康を守る場であり、
病院にいる間は我慢してほしい」と協力を呼び掛けている。

 敷地内の全面禁煙は、病院が禁煙治療を保険診療で行うために必要な条件となったこと
や、第三者機関が病院を評価する「病院機能評価」で敷地内禁煙が徹底されている場合、
高く評価されるようになったことから、県内では約二年前から動きが進んでいる。県立中央
病院(富山市西長江、飯田博行院長)や富山赤十字病院(同市牛島本町、小西孝司院長)、
地域がん診療連携拠点病院に指定されている七病院などが敷地内を禁煙にしている。
 富山赤十字病院では、平成十八年二月に全面禁煙化し、灰皿も撤去した。当初はトイレや
非常階段で隠れて吸う人もいたが、今は病院建物内で喫煙する人は見られない。ただ、
駐車場などには相変わらず吸い殻が捨てられ、管財課の職員が毎朝、清掃している。
事務局は「きれいにしておくことで、捨てにくい雰囲気をつくっているが、なかなかゼロには
ならない」とこぼす。
 県立中央病院は十八年九月から全面禁煙をスタート。正面玄関などに看板を立てているが、
「たばこを吸っている人がいる」と病院に苦情が寄せられることもあり、守衛が巡回している。
 住宅密集地に位置する厚生連高岡病院(高岡市永楽町、駒井杜詩夫院長)は十九年四月の
全面禁煙化に合わせ、敷地外に捨てられた吸い殻の清掃を始めた。「病院の禁煙化で、周辺
住民に迷惑が掛からないようにしたい」(総務課)と悩みを抱える。
 富山赤十字病院で禁煙を推進してきた病院サービス向上委員会の委員長、本間一正医師
(小児科部長)は「たばこの煙やにおいが療養中の患者に影響を及ぼす可能性もある。
マナーを守ってほしい」と話している。

北日本新聞 2008年01月12日
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080112/9392.html
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