ttp://www.latimes.com/news/opinion/la-oew-brownstein27apr27,0,7374812.column?coll=la-opinion-center LAタイムズ:民主党の大統領候補の数字のパズル (概略)
ヒラリーとオバマは、それぞれ始めての女性大統領候補、黒人大統領
候補なので、その世論調査に現れる支持率にも、従来に無かった人種、
性別、職業階層、学歴などでの特徴的傾向がみられる。
・全般的に見て、女性層ではヒラリーがオバマより多く支持されている
・高校卒以下の学歴の白人女性層をさす「ウエイトレス・ママという言葉が
あるのだが、ヒラリーはこの階層で、最も強く支持されている。
ウエイトレス・ママではヒラリーがオバマより16%多く支持されている
この階層では、エドワーズのほうがオバマより支持が多い
・白人の大学卒の男性では、オバマがヒラリーより10%多い支持
・白人の大学卒女性では、オバマがヒラリーより5%多い支持
・白人の高校卒以下の男性では、ヒラリーがオバマより3%多い支持
・黒人では、ヒラリーがオバマより9%多く支持されている
・ラテン系(ヒスパニック)などのマイノリティではヒラリーがオバマより多く支持
・全体的に見て、白人、黒人とも高校卒業以下の学歴の層にはヒラリー支持
が多い。この理由は、それらの人が政治やニュースに深い関心や注意を
払っていないので、オバマが良く知られていないのではないかとの説がある。
・オバマは高学歴層の民主党員に支持者が多いが、問題点はその支持基盤
が充分広いとはいえないことである。
・今後のヒラリーとオバマの大統領候補指名をめぐる戦いでは、現在の彼らの
支持基盤を超えて、勢力を広げられるかが問われそうである。