【経済】「お母さん、貧乏ってお金かかるんだね」…人材派遣は現代版“奴隷船”か!貧困スパイラルと下流食いビジネスに覆われた日本★2
11 :
ぽこたん( ・∀・ )φ ★:
青森や秋田など失業率の高い県から人を集めて、トヨタの本拠地、愛知県へと送り込んでいくシステムができあがっている。
この役目を担うのが、人材派遣業者で、いうなれば現代版“奴隷船”ともいうべきか。 企業としては、固定費としての人件費から、
経費としての外注加工費に転換させて、利益をとことん追求する。そのしわ寄せが、労働者個人にまわされているということだ。
■まさに21世紀型帝国主義が確立される
経団連会長の御手洗冨士夫氏(キャノン会長)は、さらに安く人材の確保を目指して、東南アジアをはじめとする
外国人労働者の導入を推進しようとしている。これが採用されれば、
経営者正規社員契約社員パート社員派遣社員(外国人社員)
という見事なピラミッド型の業務形態になり、日本人派遣社員は外国人労働者と競って仕事を維持するために、ますます劣悪な
労働条件で働かざるを得なくなる。まさに、日本の労働現場は現代の地獄絵図と化す。業界内でも、
大企業下請け企業(第一次第二次第三次など)人材派遣会社
という従属関係が固定化されて、21世紀型帝国主義が確立されることになるのだ。その地獄の仕組みからどうやって抜け出すかは、
本人次第だが、いったん派遣業務に就いてしまうと相当に困難だと思われるし、その方法もなかなか見つからない。
現在のところ、各個人の奮闘に期待するしかないのが現状なのだ。
(終わり)