>>98 つ
>>105が良い事言ってる。
詳しく書くなら以下のようになる。
長文になるから、問題の詳細を知りたければ読んでくれ。
何も、救済金払うことに関してまで「気にせず切り捨てろ」と言ってるわけじゃない。
増してや被害者を悪く言うのは非人の所業。問題はそこじゃなくて、責任の有無の問題。
マスコミの偏向報道で勘違いしてる方が多いようだけど、そもそも政府の責任はかなり限定的。
1989年以前に同定方法も無かったC型肝炎ウイルスを予見しとけってのが土台無理な話。
1977年にアメリカが承認を取り消したことも、アメリカの医療制度を考えれば当然の処置で、危険性認識の契機として考えること自体が失当。
あいつ等は日本と違って基本的に自由診療の国だから、薬の許認可なんてテキトーに判断する。極端な話電話一本でやる。
以上の事から考えれば、どんなに遡って責任を認めるとしても、「製薬会社には1987年〜・国には1988年〜1990年(国としてやるべきことはやった年)」というのがギリギリのライン。
「充分な資料を集めて冷静な判断をしたらこうなる」という、各地裁の判決文が国の責任を限定していることが、正にこのことを物語ってる。
さすがに一切国の責任を認めなかった仙台地裁はやり過ぎだとしても、医療に詳しい裁判官使った地裁なら、間違いなく責任を認める期間を線引きしてる。
大阪高裁が「一律救済が望ましい」と言った趣旨も、「この人達の言ってること頭おかしいけど、ホントは政府だって可哀想だとは思ってるんでしょ?ならそっちで何とかしてよ」というくらいの意味。
もっとハッキリ言えば、「客観的に判断して線引きしたら、どうせまた『私達は司法にも切り捨てられました!』とか泣き出すだろうし、好い加減ウザイから裁判所としては離脱させて欲しい」ということ。