【皇室】「プリンセス神話の裏に隠された苦悩」…「雅子妃の悲劇」は“夢物語”が存在しない現実示す/豪記者B・ヒルズ

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1どろろ丸φ ★
プリンセスのおとぎ話はロマンチックな神話の中でも最も魅惑的で最も長続きするものの1つであり、
そしてまた最も利益を生むブランドでもある。

プリンセス映画はディズニー映画のベストセラー上位6本のうち5本を占める。ディズニーのプリンセス
本は世界75ヶ国で1年で何と1000万冊も売れる。
シドニーのパワーハウス博物館では、感傷的な人々がダイアナ妃という現実のプリンセスの遺物―
裾が8メートルもあるウェディングドレスや幼い頃の手紙、ホームムービー、タップシューズなど―を
見るために押し寄せている。

現代、多くの母親たちは自分の娘が「星の王子様」に巡り合い、代々にわたって暇と贅沢を手に入れ
た生活を送るという夢に向かって一生懸命だ。しかし、現実世界にはそんなにかけ離れた夢物語の
ような別世界などあるはずがないのだ。

我々はイギリス王室の苦労話、とりわけ不運だったダイアナ妃が青ざめた顔でテレビで告白したよう
な話は聞き慣れて知っている(少なくともタブロイド判を読む我々には)。
現在、オーストラリアのメアリー王女とデンマークのフリードリヒ皇太子との結婚話は破綻したような
気配がある。 最近出た本によれば、皇太子には元下着モデルと長期に亘る「カミラ夫人タイプ」の
ような関係が存在するという。

しかし、1993年に日本の皇室から白羽の矢が立った小和田雅子さんの身に起こったことに比べれ
ば、それらの問題は笑い話程度のことだ。
日本の外務省に勤務していた彼女は、ハーバード大学の経済学学位を持ち6ヶ国語に通じた才気
あふれる「輝けるエリート官僚」だった。彼女はシンデレラのようなガラスの靴を履いた女性ではない
のだ。 彼女にぞっこんの徳仁皇太子殿下は、彼女と結婚できないなら誰とも結婚しないと宣した。
それは世界最古の君主制が終わりを告げるかもしれないという脅しとなって、彼女は気の進まない
結婚を迫られることになった。 (>>2-5に続く)
http://www.smh.com.au/ffximage/2007/12/23/princess_mary_narrowweb__300x388,0.jpg
豪シドニー・モーニング・ヘラルド:
http://www.smh.com.au/news/national/the-pain-behind-the-princess-myth/2007/12/23/1198344885845.html